黄色いまっちょ by長そで 小劇場 Comment(2)

縒良「れすきゅんー、それってなんだっけー。最近ずっといじってたけど」

レスキュー「はい、一言で言えば、今度生まれる娘のボディガードですね」










レスキュー「私とイズミは職業柄、いつでも必ずあの子の傍にいてあげられるとは限りません。
　　　　　　　一年前の事件のようなことが起これば、負傷者の手当てで二人ともフル回転で
　　　　　　　対応に当たらなければならないことも考えられます。
　　　　　　　だからそんなときでも娘の面倒をみて、守ってくれる世話係を、と思いまして」

縒良「はー、なるほどね。しかしなんていうがだいぶゴツいね」

レスキュー「市販のLBXをベースにAIを搭載して自律稼動できるようにし、
　　　　　　　さらに独自の調整を施してあります。救助活動での活躍なども期待して、
　　　　　　　かなりパワータイプにチューンしていますよ」

縒良「へー」










レスキュー「よし、最終調整も完了。起きなさい、ランド」










（ｳﾞｩﾝ










ランド「うぉし！よぉ、はじめましてだな旦那！」

レスキュー「はい、おはようございますランド。気分は如何ですか」

ランド「おう！上々だぜ！で、俺は何をすればいいんだ！？
　　　　どうやらまだお嬢は起きてねぇようだな！」

レスキュー「ええ、娘はもうしばらく後に起動する予定なのです。
　　　　　　　なので、それまであなたには、社会勉強をしてほしいのです。
　　　　　　　といっても難しいことはありません、気楽に、普通に生活して、
　　　　　　　まずはこの家に慣れてください」










ランド「おっしゃあ！わかったぜ旦那！まずはここに慣れりゃいいんだな！」



「がじがじがじ……」










ランド「がじがじ…？」










ラプト「がじがじがじがじがじがじがじがじがじがじがじがじがじがじ…」

ランド「……………」

レスキュー「…………」

縒良「……………」










ランド「か、変わったペットがいるんだなこの家は……」

レスキュー「え、ええ……」



縒良「あーラプト、お腹減ったんだねー」

ラプト「ぐぐぅ」

綺麗なあの子の晴れ姿 by長そで 小劇場 Comment(0)

璃縒「ぁ……これ……」










璃縒「ぅぇ……っ、あれ……なんだろ…嬉しいのに……すごく嬉しいのに…涙でて……」










ラースタ「璃縒」

璃縒「っく……よかった……よかったです……ほんとうによかった……」

ラースタ「うん、そうだね」

璃縒「ふぇっ……ぐすっ……」










ラースタ「綺麗だね、モモさん」

璃縒「…………はぃ」









「あﾞー……わﾞれﾞわﾞれﾞわﾞ、ぶぞうﾞじんﾞぎだ」

縒名「……」








縒名「……えにたん、今いいところだからちょっと静かに……」

エニフ「えー？」







おめでとうございました。

七夕ロマンス by長そで 小劇場 Comment(0)

イズミ「星、見えないですね」

レスキュー「ここ数日、あまり天気がよくないですからね」

イズミ「織姫と彦星は、会えないんでしょうか」

レスキュー「天の川は、近頃の地上のように増水や氾濫をしてないといいのですけどね」










イズミ「七夕かぁ……」

レスキュー「何か願い事、あったんですか？」

イズミ「ありますけど、もうわざわざお星様にお願いしなくても、今の時点で一番の願いは、
　　　　多分もうすぐ叶っちゃいますから……」

レスキュー「そうですか……なるほど、私も同感です」

イズミ「ふふ……」










イズミ「レスキュー先生……いえ、レスキューさん」










レスキュー「はい、イズミ」

























イズミ「あの子にも、もうすぐ会えますね」

衣装合わせ by長そで 小劇場 Comment(0)

イズミ「あ、あの…」










縒良「んーむ……」

縒名「やっぱり結婚式の衣装としてはもうちょっと派手な方がよさそうだけど…」

ラースタ「うちにある白いドレスで一番それっぽいのはこれ以外ないからなぁ」










ラースタ「ボクらが結婚式あげた頃は布服はあんまり普及してなかったから、
　　　　　　ボクが着たドレスはアウタスキンにちょこっと手を加えたものだったし、
　　　　　　それすら現物はマスターんとこだしなー」

縒名「でもまぁ、これも全然素敵だし、いいんじゃない？」

イズミ「ええ、十分ですよ。こんな素敵なドレス着せていただけるなんて」

縒良「幼馴染のよしみだぜ、いずみん！せめて式自体はこのあたしがパーッと盛り上げたるかんね！」

イズミ「はい！ありがとうございます」



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テクノ「……ところでよレスキュー、まぁ俺だってわかってるが、あえて聞くぞ」










テクノ「俺らサイズのタキシードって存在すんのか？」

レスキュー「ないでしょうねぇ……」





ある意味、釣り合いはとれて丁度いいのかも？

 

うきわ by長そで 小劇場 Comment(2)

縒玖良「ねぇおとーん、うちプールってゆーの行ってみたい」

Aパーシバル「それじゃあ沈みはしても浮くことはまずないぞ」

あ、生きてます、生きてますよ全然。