さよならサイドウ先生 by長そで 小劇場 Trackback() Comment(0)

家が近所らしい後輩が、玩具方面がけっこう好きらしく、帰り道に色々話していたのですが、どうも神姫も所持しているようで、携帯の画像を見せてもらったら、近所の海(一昨年ぐらいに瑳音を連れて行ったとこ)で撮影したとおぼしき画像がありました。
聞けば去年の夏ぐらいに初神姫を購入したらしいですが、野外撮影までしているということはかなりデキるヤツなのでは……と、ちょっと期待してみたりしてます。
美術学科はオタ率の高さが半端ないですが、玩具方面でまともに話ができるのはこいつが始めてなので、ちょっと楽しみです。




・前回のあらすじ
サイドウェイズはおバカさんであった。








希亜良（犬）「さて、こいつの処遇、どうしたものか……」










サイドウェイズ「ヤレヤレ、なんでこんなことに……しっかし」










サイドウェイズ「なんかお前の部下、無念な顔が揃ってんなぁ……」










ドレッドウイング「なんだと！？」

オーバーキャスト「状況がわかっていないようであるな」










ペイロード「お前、ケンカ売ってんのか？」

スィンドル「隊長の言ったとおり、あまり頭はよくないのか」










希亜良「落ち着けお前達」

ペイロード「しかし……！」

希亜良「私だって、仲間を侮辱されて腹は立っている。だが、今は――」




ブォォォォォン！




オーバーキャスト「？」
 

ゴスッ









サイドウェイズ「ぶふっ！？」

美來（砲）「VIPから見学にきますた」

希亜良「美來？ どうしたんだ？」










美來「やー、ラプちんにお使い頼んだこんにゃくで、車が変形したって聞いてさー」

スィンドル「（こんにゃく……まさかキューブのことか？）」

オーバーキャスト「（我々の叡智と命の源がこんにゃく……）」

美來「で、私のこんにゃくから生まれたなら、私がやっぱり引き受けるべきかと」










希亜良「なるほどな。しかし、引き受けるとはどうするんだ？」

美來「ふっふっふっふっふ、任せてつかぁさい、きぃ姉」










美來「てわけでそこの君！ 君は今日から、私のしたぼくとなるのだ！」

サイドウェイズ「し、したぼく！？ 地球の言語にそんな単語あったか！？」

ペイロード「あー……多分、下僕って意味だと思うぞ」

サイドウェイズ「え！？ か、勘弁してくれよ！ なんで自分のこと轢き逃げアタックで踏み潰したヤツの下僕にならなきゃいけないんだよ！」

美來「私のこんにゃくの恩を忘れたの！？」

サイドウェイズ「いや、それ偶然だろ！ ……おい、アンタもちょっと助けてくれよ！」










希亜良「あ？ あぁ、いいんじゃないか」

サイドウェイズ「えぇー！？ なんかめっちゃ軽いー！？」

美來「わっはぁい、さっすがきぃ姉！」

ドレッドウイング「（相変わらず美來さんには甘いなぁ隊長……）」










美來「というわけで海賊らしく、頂いていくっ！」

サイドウェイズ「ギャー！？ ってか、お前の何処に海賊の要素があるんだよ！？ おい、誰かなんとかしてくれ！」

ペイロード「たっしゃでな！」

スィンドル「仲良くやれよ！」

ドレッドウィング「元気でな！」

オーバーキャスト「めでたしなのである」

サイドウェイズ「不吉なぐらい無駄にさわやかな見送りだコレー！？」





その後彼がどうなったかは、また別のお話（ぉ