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プロフィール
HN:
長そで with BB@鉄板 and イリアス
性別:
男性
趣味:
見たまんま&それぞれに他多数
自己紹介:
・長そで
石川県在住の神姫マスターにして、玩ヲタの卵。高校二年で神姫に目覚めた、色々致命的な人。決して高くないバイトの給料を玩具に注ぎ込む駄目人間。兄貴分どころかもはやお義父さんであるBB@鉄板を尊敬と畏怖を込めて"店長"と呼んだり呼ばなかったりする。
長そで宅の神姫達
縒玖良と愉快な?爆丸たちシリーズまとめ
・BB@鉄板
兵庫県在住の大学生神姫マスターにして、ひよっ子モデラー。現在、諸事情により更新を無期休止中。
BB@鉄板宅の神姫達
・イリアス(いりあす)
神奈川県在住のT大生神姫マスターにして、そこいらに転がっている自称作家予備軍。バトロン終了に伴い、今後の身の上について目下悩み中。上の二人を呼んだり呼ばれたりする際は唯一呼称を変えたり変えられたりする。
ただいま就活中で更新頻度激落ち。
(c) 2006 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
当コンテンツの再利用(再転載、再配布など)は禁止しています。
石川県在住の神姫マスターにして、玩ヲタの卵。高校二年で神姫に目覚めた、色々致命的な人。決して高くないバイトの給料を玩具に注ぎ込む駄目人間。兄貴分どころかもはやお義父さんであるBB@鉄板を尊敬と畏怖を込めて"店長"と呼んだり呼ばなかったりする。
長そで宅の神姫達
縒玖良と愉快な?爆丸たちシリーズまとめ
・BB@鉄板
兵庫県在住の大学生神姫マスターにして、ひよっ子モデラー。現在、諸事情により更新を無期休止中。
BB@鉄板宅の神姫達
・イリアス(いりあす)
神奈川県在住のT大生神姫マスターにして、そこいらに転がっている自称作家予備軍。バトロン終了に伴い、今後の身の上について目下悩み中。上の二人を呼んだり呼ばれたりする際は唯一呼称を変えたり変えられたりする。
ただいま就活中で更新頻度激落ち。
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~手のひらサイズの娘達~
2024/11/27
06:09:14
2011/07/16
22:00:00
瑳音(黒)「それで、七瀬さんの容態は?」
レスキュー「七瀬さん自身は、命に別状はありません。すぐに目を覚ますでしょう」
レスキュー「しかし鳥バードさんは少し時間がかかりそうです。仮に七瀬さんがまた戦いに行くとしても、
いつもの武装は使えないでしょうね」
瑳音「そんなに深刻なんですか?」
レスキュー「どうも七瀬さんを庇ったようで……AIが消えるような事態は免れていますが、
体はすぐには動かせません」
レスキュー「それに今回は怪我人が多すぎる…私とイズミで手分けして処置して回っても、
みなさんそれぞれをリペアするとなるとかなり時間が……」
瑳音「本当に、こんなに酷いことは中々ありませんね……しかもよりによって、
今晩はマスターが外泊でいないなんて……」
レスキュー「あるいはそれを察知しての行動だったのかもしれませんね。我々だけで切り抜けるしか」
瑳音「ええ……」
瑳音「七瀬さん……さっきマスターに連絡を入れたときに聞いた話があるのですが……
もしまだどうしても……どうしても戦うつもりならば、部屋の入り口正面にある本棚の
一番上段の向かって右端を調べてください、だそうです」
ヴァン「そいつはおそらく、ラルヴァだな」
ラースタ(白黒)「らるヴぁ?」
希亜良「ラルヴァとは一体なんなんだ?」
ヴァン「あぁ、ラルヴァっていうのは、かつて俺たちミゼットと敵対関係にあった異形の生物だ」
スルト「正体については未だによく分かっていないが、アリやハチみたいな群れと社会性を持ち、
俺たちみたいなベータミゼットや、妖精型ミゼットと社会の裏側で小競り合いを繰り広げていた」
ヴァン「だがそんなラルヴァも、数年前に起こったミゼットとそのパートナー達の連合との戦いで、
日本での活動の本拠地だった巨大コロニーを失い、組織的な活動は終息した。
残りのラルヴァも有志による残党狩りで数を減らしたり、あるいは独自の社会性の中で
生きてきたが故に単独生活に適応しきれずに力尽きたりして、今じゃほとんど絶滅した」
ヴァン「……はずだった」
ラースタ「本当にそのラルヴァっていうのなの?」
ヴァン「希亜良や希亜良の部下達の証言を聞く限りほぼ間違いない。
その神姫がプロフェッサーと呼んでいたのはおそらくラルヴァだろう。元々幹部クラス
はかなり高い知能があったとはいえ、独自に神姫を改造してそれを使って活動するなんて、
そんな天才的な個体がいたのは驚きだが」
ラースタ「なんかどんどん分からないことになってきたね…」
希亜良「あぁ……だが今は、あの神姫やそのラルヴァについてより、まずは樹里の救出が最優先だ」
ゼニス「先程連中カラアッタ連絡デハ、五時間以内ニオールスパークヲワタサネバ、樹里サンノ命ハナイト…」
希亜良「だったな。事態は一刻を争う」
ゼニス「デハオールスパークヲ?」
希亜良「いや、お前も聞いただろう。スィンドルもブロウルも、セイバートロン出身のやつらは、
口を揃えて『オールスパークだけは絶対に渡すな』の一点張りだ。
説明を聞いてもいまいち詳しいところは分からなかったが、よほどヤバイものなのだろう」
ゼニス「デハドウスルノデ?」
希亜良「ふ、私は欲張りでな。こうなったら、もちろん両方とるに決まっている」
ゼニス「ドチラモ、デスカ…?」
希亜良「大丈夫だ、もう既に、手は打ってある」
・
・
・
樹里「はぁ……」
マインドワイプ「不機嫌だな?」
樹里「人質にとられて機嫌のいい人なんていませんよ…」
マインドワイプ「ククク、それもそうだ」
樹里「でもそのオールスパークっていうので、あなたは一体何をしようとしているんですか?」
マインドワイプ「聞きたいか? いいだろう、退屈しのぎに教えてやる。
オールスパークは元々、我らの母星に伝わる伝説的な器、キューブ状の
物体とされている。一説には我々の起源はオールスパークの力にあるとされ、
現にオールスパークには、生命を持たぬ機械に命を与え、
我らのようなトランスフォーマーにする力がある」
マインドワイプ「そして俺は、その機械に生命を与えるオールスパークのエネルギー波を
広範囲に拡散させ、この星のあらゆる機械をトランスフォーマー化する技術を発見した」
樹里「この星のあらゆる機械を……?」
マインドワイプ「そうだ。そして俺の手で命を与えられた全ての機械は、皆我らデストロンの配下となる。
この星は我々のものになるのだ…!」
樹里「そんな……!」
樹里「どうしよう……このこと、なんとかしてお姉ちゃん達に伝えなきゃ…」
「樹里殿」
樹里「えっ…? 今なにか……」
「シッ、静かに」
樹里「えっ、……ど、どちらさまですか?」
「私はスコール。君の二番目のお姉さんの知り合い、とでも言っておこう」
樹里「希亜良お姉ちゃんの…?」
スコール「ああ。そのお姉さんの指示で、君を助けに来た。すぐに逃げるぞ」
樹里「でもすぐ横にマインドワイプさんが……」
スコール「大丈夫だ、今は話し込んでいて隙がある。逃げる途中の露払いも私がやる。急げ」
樹里「わ、わかりました…!」
マインドワイプ「――それで、アイアコーンの三丁目に幼馴染のマサヒトロンってのがいてさ、
この前の有給消化の時に久しぶりにそいつんちに遊びに行っ…」
マインドワイプ「って、うん?」
マインドワイプ「なっ、おい貴様!」
スコール「樹里殿、早く!」
樹里「は、はい!」
・
・
・
希亜良「さて、予定通りに行ったならそろそろだが…」
スコール「もう少しだ!頑張って走れ!」
樹里「はい!」
希亜良「よし、来たな!」
メレディン「しかし、やはりタダでは返してくれなかったようだね」
強盾「リペアしたてだってのにしんどいが、やるっきゃねぇな」
希亜良「よし、二人とも先にあの二体を相手してくれ。私も樹里を安全を確保し次第加わる」
「「了解!」」
強盾「それじゃいくぜぇ!」
「「!?」」
強盾「こんの野性の王国ども!」
強盾「だぁッ!」
「がふッ!?」
希亜良「樹里!」
樹里「おねえちゃんっ!」
希亜良「怪我はないか?」
樹里「うん、私はどこも。大丈夫だよ」
樹里「それより大変なのマインドワイプが…!」
ゼール「もうお楽しみのようだな」
希亜良「……! ジャークノイド!ゼールといったな!」
希亜良「すまん樹里、話は後だ。スコール、樹里を安全なところへ」
スコール「御意」
樹里「お姉ちゃん……」
希亜良「大丈夫だ、それより急いでここを離れろ。いいな」
樹里「うん」
(ガラン
ラースタ「だけど、これがそんなに重要なものだったなんてねー」
瑳音「そうですねぇ。これを何に使うのかはいまいち分かりませんが、
あの人たちがほしがる以上ろくな使い道じゃなさそうですし。とにかく、頼みますね」
ラースタ「うん、しっかり隠しておくよ」
「いいや、その必要はないね」
「「!?」」
ミストカーフ「それはあたしたちがもらう!」
瑳音「ミストさん、でしたね…!」
ミストカーフ「ゼールよりも先にそれが必要なんだ、渡してもらうよ」
縒良(軽黒)「うぉ、あれがきありゃんが言ってた……」
璃縒「ミスト……さん……」
縒名「戦いに行こうとしちゃダメだからね?きありゃんたちに戦っちゃダメだって言われてるし。
さくにゃんも、ボクから離れないで」
縒玖良「暑い……」
瑳音「ラースタちゃん下がってください。オールスパークを安全な場所へ」
ラースタ「う、うん。わかった!」
ミストカーフ「ちっ、逃がさないってんだよ!」
瑳音「くっ!」
瑳音「なるほど、希亜良さんの言うとおり間合いが読みづらい武装ですね……。
とりあえずラースタちゃんは早く下がって」
ラースタ「うん!」
(シャキィ
瑳音「私の抜刀を止めましたか……中々できるようですね」
ミストカーフ「お前も、旧式のくせにやるじゃねぇか」
ラースタ「すごい……さーりゃんの初撃を……」
フルングニル「おっと、余所見をしている場合か?」
ラースタ「あっ!」
フルングニル「オールスパークをよこせ。どうせ貴様らには意味のないもののはずだ」
ラースタ「だけど……悪用されるのがわかっててみすみす渡すわけにも行かないよ!」
ラースタ「それに、君たちも何者なの? デストロンじゃないんでしょ?どうしてこんなことを」
ラースタ「君とミストちゃんは、一体何者で、どうしてあいつらに力を貸してるの?」
ラースタ「ミストちゃんは神姫だ。だから、マスターである君の事を慕ってる。でももし君が、
そんなミストちゃんの気持ちを利用しているんなら、許せないよ」
フルングニル「利用……か。ミストは私の最高傑作、私の作品だ。
私がどう扱おうが貴様らの知ったことではない!」
ミストカーフ「ちっ、やるなお前……!」
瑳音「あなたこそ……よほどあのフルングニルという人の調整が優秀ということですか」
ミストカーフ「フン、当たり前だ!」
ミストカーフ「あたしはプロフェッサーの優秀さを証明するために生まれたんだ!
お前たちみたいなオモチャには負けねぇ!」
瑳音「プロフェッサーの優秀さ、か……。教えてください。あなたとあのフルングニルという
ラルヴァの間には、一体なにがあったんです?
なぜあなたはあの人の力を証明しなければいけないんです?」
ミストカーフ「なぜ、か……」
希亜良「ちッ!速いッ!」
ゼール「そんなもので俺は倒せんぞ」
希亜良「ぐっ!」
希亜良「くそっ、傭兵は伊達じゃないってことか!」
希亜良「はっ!」
ゼール「フン!」
ゼール「!!」
ゼール「ぐぉぉっ!」
希亜良「!?」
希亜良「ビーム?一体誰が……」
希亜良「……七瀬か……!」
(続く
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