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プロフィール
HN:
長そで with BB@鉄板 and イリアス
性別:
男性
趣味:
見たまんま&それぞれに他多数
自己紹介:
・長そで
石川県在住の神姫マスターにして、玩ヲタの卵。高校二年で神姫に目覚めた、色々致命的な人。決して高くないバイトの給料を玩具に注ぎ込む駄目人間。兄貴分どころかもはやお義父さんであるBB@鉄板を尊敬と畏怖を込めて"店長"と呼んだり呼ばなかったりする。
長そで宅の神姫達
縒玖良と愉快な?爆丸たちシリーズまとめ
・BB@鉄板
兵庫県在住の大学生神姫マスターにして、ひよっ子モデラー。現在、諸事情により更新を無期休止中。
BB@鉄板宅の神姫達
・イリアス(いりあす)
神奈川県在住のT大生神姫マスターにして、そこいらに転がっている自称作家予備軍。バトロン終了に伴い、今後の身の上について目下悩み中。上の二人を呼んだり呼ばれたりする際は唯一呼称を変えたり変えられたりする。
ただいま就活中で更新頻度激落ち。
(c) 2006 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
当コンテンツの再利用(再転載、再配布など)は禁止しています。
石川県在住の神姫マスターにして、玩ヲタの卵。高校二年で神姫に目覚めた、色々致命的な人。決して高くないバイトの給料を玩具に注ぎ込む駄目人間。兄貴分どころかもはやお義父さんであるBB@鉄板を尊敬と畏怖を込めて"店長"と呼んだり呼ばなかったりする。
長そで宅の神姫達
縒玖良と愉快な?爆丸たちシリーズまとめ
・BB@鉄板
兵庫県在住の大学生神姫マスターにして、ひよっ子モデラー。現在、諸事情により更新を無期休止中。
BB@鉄板宅の神姫達
・イリアス(いりあす)
神奈川県在住のT大生神姫マスターにして、そこいらに転がっている自称作家予備軍。バトロン終了に伴い、今後の身の上について目下悩み中。上の二人を呼んだり呼ばれたりする際は唯一呼称を変えたり変えられたりする。
ただいま就活中で更新頻度激落ち。
(c) 2006 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
当コンテンツの再利用(再転載、再配布など)は禁止しています。
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~手のひらサイズの娘達~
2024/11/24
10:30:06
2009/07/04
16:13:09
半月ほど前だったか、とある友人が深夜に散歩をすることがあるというのを聞いて、僕はふと思った。
あ、夜中なら町ん中でも人いないんじゃね?
実際、二年前の秋、現在の短大のAO入試を受ける前夜、親父とケンカして飛び出し、深夜の町を徘徊したことがあるのですが、その時は確かに人影はほとんどありませんでした。
自分の住んでいる町は、石川県の中心的存在といえる金沢市にはギリギリ属しているものの、道路一つ挟めば市外という、端の端に位置しており、ベッドタウンであることも手伝って夜中は完全に眠りについてしまいます。
これはもしかしてやれるのでは……そう思った私は、雨上がりの町へと繰り出したのです。
時刻は深夜二時、真夜中の街での神姫ingが始まる!(ぉ
あ、夜中なら町ん中でも人いないんじゃね?
実際、二年前の秋、現在の短大のAO入試を受ける前夜、親父とケンカして飛び出し、深夜の町を徘徊したことがあるのですが、その時は確かに人影はほとんどありませんでした。
自分の住んでいる町は、石川県の中心的存在といえる金沢市にはギリギリ属しているものの、道路一つ挟めば市外という、端の端に位置しており、ベッドタウンであることも手伝って夜中は完全に眠りについてしまいます。
これはもしかしてやれるのでは……そう思った私は、雨上がりの町へと繰り出したのです。
時刻は深夜二時、真夜中の街での神姫ingが始まる!(ぉ
さて、上着のポケットにデジカメと三脚を収め、真夜中の街へ。
連れて行くのはもちろんラースタ。これぞ真夜中のデート!
移動中はとりあえず胸ポケットに収まってもらい、夜の静寂にサンダルの音を響かせ、ひたすら歩きます。
まずたどり着いたのは、家の近くにある地下道。
ちなみにこの場所、店長にとっては色んな意味で思い出深い場所だと思います(ぉ
ラースタ(白黒)「ちょっと古めの地下道だね。あんまり綺麗じゃないけど、マスターってほんとにここで……?」
まぁ、そうなのよね。店長にはほんとに悪いことしたと思ってるよ。
おかんもあれについては「私の人生の汚点」とか未だに言ってるし。
ラースタ「なんか複雑だったんだね」
まぁねぇ。
しかし昔の店長ならともかく、今の病弱な店長が同じことしてたら、朝には本当にヤバいことになってそうだなぁ。
ラースタ「はは、あんまり考えたくないね」
さて、地下道を華麗にスルーして、車もまばらな道路を堂々と横切り、坂を下ります。
自分の家は街では最も高台にあり、どこに行くにも坂を下らねばならず、どこから戻ってくるにも坂を上らねばなりません。
ともあれ到着したのは、我が町の"元"商店街。
ラースタ「すごい! 奥までアーケードが続いてるよ!」
かなり安っぽいアーケードだけど、これがかえって味があるよね。
ちなみにこの"元"商店街、何故"元"かというと、現在でもいくつかの商店は現役で動いているものの、商店街としての看板は自分が小学生ぐらいの頃に下してしまっているんです。
町にいくつかあるスーパーや時代の波に押されたのか、自分がこの町にやってきた時点で既に元々あった商店はいくつかなくなっており、さらに時が経つに連れて少しずつ店の数は減っていき、とうとう商店街としての看板を下さねばならなくなったようです。
今でも、近所のおばちゃん達が生き残った商店に買い物にきたりはしていますが、この"元"商店街の行く末は、もはや考えるまでもないでしょう。
ラースタ「時代の流れ、なんだね……」
そうだね。
でも俺は、この寂れた商店街にも、独特の味や雰囲気があると思う。
全てのものはやがて消えていくのが運命だけど、その黄昏時にある今が、一番その儚さを感じられるときなんだ。
ラースタ「センセー……」
ん?
ラースタ「詩人だね♪」
え……あ、いや、その、これはついその場のノリでですね……!
ラースタ「ふふっ、センセーはかわいいなぁ♪」
……えー、さて。
商店街のアーケードの向かいには、公園があります。
その性質上、夏には祭りの会場として賑わう場所で、自分も子供の頃よく遊んだ覚えがあります。
というわけで、公園の入り口にて。
ラースタ「センセーも昔は、ここに座ったりしたの?」
うん、まぁ馬鹿と煙と子供は高いところに昇りたくなるもんだし。
商店街健在の頃は、商店街でガムを買う→公園で食う→アタリが出る→商店街でガムを貰う→公園で食う をひたすら繰り返したりもしたなぁ。
ラースタ「そんなに頻繁にあたるもんなの?」
さぁ。確率的なものはわからないけど、その時は4、5回連続して当たったのよ。まぁ駄菓子みたいなガムだったから、そんなに珍しくないのは確かだとは思うんだけど。
ラースタ「そっかぁ……当たりのガムをかかえて走る幼い日のセンセー…………ふふふふふ♪」
ら、ラーちゃんさん……?
続いて商店街側に戻って一枚。
こうすると、商店街だってのがよくわかると思います。
ラースタ「すごいすごい、まるで巨大な壁だよ!」
ラースタ「今更かもしれないけど、広くて大きいんだね、外の世界って」
そうだなぁ。
小学校の頃からよく歩いた場所だし、成長するにつれて小さく感じたもんだけど、なんだか今日はすごく広く感じるよ。
さて、商店街から大通りに出て、しばらく歩きます。
途中で見つけた自販機コーナー。
ラースタ「こんなに大きい自動販売機がたくさん並んでると、なんだかすっごい威圧感だね」
煙草のやつもふくめると三台、これだけあると流石に周りも明るいな。
ラースタ「こっちの閉まってるお店は?」
そこは確か……楽器屋だったか、宝石屋だったか、時計屋だったか……あれ?
最近あんまり注意して見てないから記憶が……
とりあえず、さらに大通り沿いに歩くと、今度は自分のバイト先に。
てことで、バイト先の駐車場で一枚。
ラースタ「ここでセンセーは働いてるんだー。ボクもセンセーにレジしてもらってお買い物したいなー」
はは、商品を持ってくるのも財布からお金出すのも、大変そうだなー。
ラースタ「あ、ボクはお財布ケータイで」
な、なんだってー!?
あ、でもデジコミでもフィルとユーリルがマスターのメアド交換してたりしたよな……恐るべし神姫の多機能性(ぉ
さて、ここからは道一つ挟んだ隣町へ。
ちなみにここからは金沢市外です。ほんとにギリギリの場所なんですよ。
隣町にあったポストの上で一枚。
奥に写る道路に車がまったくいないので、夜の街の雰囲気が出てるとおもうんですがどうでしょうか。
ラースタ「このオレンジの街灯も雰囲気でてるね。なんかワクワクするかも」
この辺の通りだけ、やたらオレンジ街灯多いんだよね。
なんでだろ。
てわけで、こっちもオレンジ街灯です。
ラースタの足元が濡れているので、雨上がりなのが分かると思います。
ラースタ「どうどう? ちゃんと撮れてる?」
うむ、ラースタはシルエットも世界一ね!
一方向から光が入ってるから、良い感じに影が出来てるね。
ラースタ「そっか♪ それにしてもいい雰囲気だね、ホントにデートって感じだよ」
ははは、なんか改めて言われると急に恥ずかしくなってきたじゃまいか(ぉ
さて、この後はどうしても行きたい場所があったので、そこへ。
そこは一見、ただのローカル線の無人駅です。
簡素なホームと待合室の小屋があるだけの、味気ない駅。
ですが、三年前の春、俺はここで初めて、リアルでの店長と出会いました。
ラースタ「ここでセンセーとマスターが……」
そうだよ。ここで俺達が出会わなかったら、きっとラースタとも出会えなかった。
ラースタ「そっか……不思議だね」
そうだね。こんな何もない駅なのに。そこから始まったものがあるんだ。
ラースタ「本当に、何にもない駅だね。だけど……なんだか居心地がいいな」
うん……でも意外に車の通りが多いから、そろそろ動こうか。
ラースタ「うん」
てわけで移動中。
この辺は古い民家が多いです。
そして次に行ったのは、
先ほどの駅の次にある、終点の駅。
自分は毎朝、ここから電車に乗って学校に行きます。
ラースタ「ここも自販機のお陰で明るいね」
そうだね。昼間は兄ちゃん姉ちゃんが座ってるベンチも今はがら空きだし、休憩コーナー二人占め。
ラースタ「そういえば、あっちの方で何か音がするけど、あれはなんだろう?」
あぁ、あれは業者さんが駅のトイレを掃除してるんだよ。
こういうとこのトイレは、夜中に清掃することが多いみたいで。
確か前に親父とケンカしてふらふらしてた時も清掃してたし、金曜の夜が掃除の日なのかも。
電車が見える位置で。
ラースタ「センセーは毎朝、これに乗って学校に行ってるんだね」
そうそう。俺はいつも隅の席に座るのに執念を燃やしてるの。
ラースタ「テレビで見た、電車の席を取るおばちゃんみたいな感じ?」
いや、そこまでアレではないと思うけど……そう周りに見られてたらイヤだなぁ。
さて、そろそろ帰ろうか。
駅からの帰り道は、学校からの帰り道と同じ。
いつもここを歩いて、自分は我が家へ向かうのです。
ラースタ「また、センセーと一緒にここを歩きたいな」
うん、いつかきっと。
ちなみに帰り道では、映画版フォールンってスターゲイトに出てきそうじゃね?って話をしてました(ぉ
・
・
・
てわけで、一時間半ちょっとの深夜徘徊を終えて帰宅。
ラースタの体を軽く拭いてやり、ベッドにぼふん。
ラースタ「楽しかったー♪ 今日はありがと、センセー♪」
どういたしまして。俺もラースタと一緒で楽しかったよ。
そんなに頻繁には出歩けないけど、またどこか出かけようね。
ラースタ「うん、デートのお誘いはいつでも受け付けちゃうよ」
はは、がんばんないとなぁ。
ラースタ「さて、それじゃあ……」
ラースタ「次はボクがサービスする番、だよね……?」
ギゴガゴガ(長そでさんの何かが変形した音
ふふふ、いいのかいラーちゃんさん?
ラースタ「いいよ……」
明日は昼まで起きないでいいもんねっ!
我慢しないでいいもんねっ!
いくぜぇ!
ラースタ「ん……♪」
時間にして、深夜3:45
しかし金曜の夜は、まだまだ終わらないのだった。(ぉ
連れて行くのはもちろんラースタ。これぞ真夜中のデート!
移動中はとりあえず胸ポケットに収まってもらい、夜の静寂にサンダルの音を響かせ、ひたすら歩きます。
まずたどり着いたのは、家の近くにある地下道。
ちなみにこの場所、店長にとっては色んな意味で思い出深い場所だと思います(ぉ
ラースタ(白黒)「ちょっと古めの地下道だね。あんまり綺麗じゃないけど、マスターってほんとにここで……?」
まぁ、そうなのよね。店長にはほんとに悪いことしたと思ってるよ。
おかんもあれについては「私の人生の汚点」とか未だに言ってるし。
ラースタ「なんか複雑だったんだね」
まぁねぇ。
しかし昔の店長ならともかく、今の病弱な店長が同じことしてたら、朝には本当にヤバいことになってそうだなぁ。
ラースタ「はは、あんまり考えたくないね」
さて、地下道を華麗にスルーして、車もまばらな道路を堂々と横切り、坂を下ります。
自分の家は街では最も高台にあり、どこに行くにも坂を下らねばならず、どこから戻ってくるにも坂を上らねばなりません。
ともあれ到着したのは、我が町の"元"商店街。
ラースタ「すごい! 奥までアーケードが続いてるよ!」
かなり安っぽいアーケードだけど、これがかえって味があるよね。
ちなみにこの"元"商店街、何故"元"かというと、現在でもいくつかの商店は現役で動いているものの、商店街としての看板は自分が小学生ぐらいの頃に下してしまっているんです。
町にいくつかあるスーパーや時代の波に押されたのか、自分がこの町にやってきた時点で既に元々あった商店はいくつかなくなっており、さらに時が経つに連れて少しずつ店の数は減っていき、とうとう商店街としての看板を下さねばならなくなったようです。
今でも、近所のおばちゃん達が生き残った商店に買い物にきたりはしていますが、この"元"商店街の行く末は、もはや考えるまでもないでしょう。
ラースタ「時代の流れ、なんだね……」
そうだね。
でも俺は、この寂れた商店街にも、独特の味や雰囲気があると思う。
全てのものはやがて消えていくのが運命だけど、その黄昏時にある今が、一番その儚さを感じられるときなんだ。
ラースタ「センセー……」
ん?
ラースタ「詩人だね♪」
え……あ、いや、その、これはついその場のノリでですね……!
ラースタ「ふふっ、センセーはかわいいなぁ♪」
……えー、さて。
商店街のアーケードの向かいには、公園があります。
その性質上、夏には祭りの会場として賑わう場所で、自分も子供の頃よく遊んだ覚えがあります。
というわけで、公園の入り口にて。
ラースタ「センセーも昔は、ここに座ったりしたの?」
うん、まぁ馬鹿と煙と子供は高いところに昇りたくなるもんだし。
商店街健在の頃は、商店街でガムを買う→公園で食う→アタリが出る→商店街でガムを貰う→公園で食う をひたすら繰り返したりもしたなぁ。
ラースタ「そんなに頻繁にあたるもんなの?」
さぁ。確率的なものはわからないけど、その時は4、5回連続して当たったのよ。まぁ駄菓子みたいなガムだったから、そんなに珍しくないのは確かだとは思うんだけど。
ラースタ「そっかぁ……当たりのガムをかかえて走る幼い日のセンセー…………ふふふふふ♪」
ら、ラーちゃんさん……?
続いて商店街側に戻って一枚。
こうすると、商店街だってのがよくわかると思います。
ラースタ「すごいすごい、まるで巨大な壁だよ!」
ラースタ「今更かもしれないけど、広くて大きいんだね、外の世界って」
そうだなぁ。
小学校の頃からよく歩いた場所だし、成長するにつれて小さく感じたもんだけど、なんだか今日はすごく広く感じるよ。
さて、商店街から大通りに出て、しばらく歩きます。
途中で見つけた自販機コーナー。
ラースタ「こんなに大きい自動販売機がたくさん並んでると、なんだかすっごい威圧感だね」
煙草のやつもふくめると三台、これだけあると流石に周りも明るいな。
ラースタ「こっちの閉まってるお店は?」
そこは確か……楽器屋だったか、宝石屋だったか、時計屋だったか……あれ?
最近あんまり注意して見てないから記憶が……
とりあえず、さらに大通り沿いに歩くと、今度は自分のバイト先に。
てことで、バイト先の駐車場で一枚。
ラースタ「ここでセンセーは働いてるんだー。ボクもセンセーにレジしてもらってお買い物したいなー」
はは、商品を持ってくるのも財布からお金出すのも、大変そうだなー。
ラースタ「あ、ボクはお財布ケータイで」
な、なんだってー!?
あ、でもデジコミでもフィルとユーリルがマスターのメアド交換してたりしたよな……恐るべし神姫の多機能性(ぉ
さて、ここからは道一つ挟んだ隣町へ。
ちなみにここからは金沢市外です。ほんとにギリギリの場所なんですよ。
隣町にあったポストの上で一枚。
奥に写る道路に車がまったくいないので、夜の街の雰囲気が出てるとおもうんですがどうでしょうか。
ラースタ「このオレンジの街灯も雰囲気でてるね。なんかワクワクするかも」
この辺の通りだけ、やたらオレンジ街灯多いんだよね。
なんでだろ。
てわけで、こっちもオレンジ街灯です。
ラースタの足元が濡れているので、雨上がりなのが分かると思います。
ラースタ「どうどう? ちゃんと撮れてる?」
うむ、ラースタはシルエットも世界一ね!
一方向から光が入ってるから、良い感じに影が出来てるね。
ラースタ「そっか♪ それにしてもいい雰囲気だね、ホントにデートって感じだよ」
ははは、なんか改めて言われると急に恥ずかしくなってきたじゃまいか(ぉ
さて、この後はどうしても行きたい場所があったので、そこへ。
そこは一見、ただのローカル線の無人駅です。
簡素なホームと待合室の小屋があるだけの、味気ない駅。
ですが、三年前の春、俺はここで初めて、リアルでの店長と出会いました。
ラースタ「ここでセンセーとマスターが……」
そうだよ。ここで俺達が出会わなかったら、きっとラースタとも出会えなかった。
ラースタ「そっか……不思議だね」
そうだね。こんな何もない駅なのに。そこから始まったものがあるんだ。
ラースタ「本当に、何にもない駅だね。だけど……なんだか居心地がいいな」
うん……でも意外に車の通りが多いから、そろそろ動こうか。
ラースタ「うん」
てわけで移動中。
この辺は古い民家が多いです。
そして次に行ったのは、
先ほどの駅の次にある、終点の駅。
自分は毎朝、ここから電車に乗って学校に行きます。
ラースタ「ここも自販機のお陰で明るいね」
そうだね。昼間は兄ちゃん姉ちゃんが座ってるベンチも今はがら空きだし、休憩コーナー二人占め。
ラースタ「そういえば、あっちの方で何か音がするけど、あれはなんだろう?」
あぁ、あれは業者さんが駅のトイレを掃除してるんだよ。
こういうとこのトイレは、夜中に清掃することが多いみたいで。
確か前に親父とケンカしてふらふらしてた時も清掃してたし、金曜の夜が掃除の日なのかも。
電車が見える位置で。
ラースタ「センセーは毎朝、これに乗って学校に行ってるんだね」
そうそう。俺はいつも隅の席に座るのに執念を燃やしてるの。
ラースタ「テレビで見た、電車の席を取るおばちゃんみたいな感じ?」
いや、そこまでアレではないと思うけど……そう周りに見られてたらイヤだなぁ。
さて、そろそろ帰ろうか。
駅からの帰り道は、学校からの帰り道と同じ。
いつもここを歩いて、自分は我が家へ向かうのです。
ラースタ「また、センセーと一緒にここを歩きたいな」
うん、いつかきっと。
ちなみに帰り道では、映画版フォールンってスターゲイトに出てきそうじゃね?って話をしてました(ぉ
・
・
・
てわけで、一時間半ちょっとの深夜徘徊を終えて帰宅。
ラースタの体を軽く拭いてやり、ベッドにぼふん。
ラースタ「楽しかったー♪ 今日はありがと、センセー♪」
どういたしまして。俺もラースタと一緒で楽しかったよ。
そんなに頻繁には出歩けないけど、またどこか出かけようね。
ラースタ「うん、デートのお誘いはいつでも受け付けちゃうよ」
はは、がんばんないとなぁ。
ラースタ「さて、それじゃあ……」
ラースタ「次はボクがサービスする番、だよね……?」
ギゴガゴガ(長そでさんの何かが変形した音
ふふふ、いいのかいラーちゃんさん?
ラースタ「いいよ……」
明日は昼まで起きないでいいもんねっ!
我慢しないでいいもんねっ!
いくぜぇ!
ラースタ「ん……♪」
時間にして、深夜3:45
しかし金曜の夜は、まだまだ終わらないのだった。(ぉ
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