蘇るK／顕現せよ大地の壁 by長そで 縒玖良と愉快な？爆丸たち Trackback() Comment(0)

前回のおれおま！

むりやりナンパしているサイボーグヘリオスを偶然見かけた樹里とハーデスは、
ナンパを止めようとしていたガーゴノイド達と組み、サイボーグヘリオス達に
爆丸バトルを挑む！

詳細は前回の記事で！



 

樹里「どんどん行きます！ゲートカード、セット！」










ガーゴノイド「（それにしても……）」










ガーゴノイド「（二人ともなんと凛々しい……女性ながら、男の自分なんかより
　　　　　　　　よほどど勇ましく、強い……。これほど勇敢になれたら……）」










樹里「よし、じゃあ次はガーゴノイドさん、お願い！」

ガーゴノイド「えっ、あっ、はい！いいですとも！」










樹里「爆丸シュート！ポップアウト、サブテラ・ガーゴノイドさん！
　　　　これでダブルスタンド！」










ガーゴノイド「な、なぁセンチピード君、ちょっと話があるのだけど……」

センチピード「ｷﾞｭｰ?」


Mハーデス「どうしたの二人とも、まだバトルは続いてるわ」

ガーゴノイド「はっ、はい！」










ガーゴノイド「持ってきました、ハーデスの姉御に樹里の姉御！」

Mハーデス「あ、姉御……？」

樹里「姉御……なの？」

ガーゴノイド「はい、まさしく！」

樹里「はぁ……と、とにかくこれでラストワンだね」










Cヘリオス「くっ、即席チームのくせに調子に乗りやがって！」










Cヘリオス「ゲートカード、セット！」










Cヘリオス「アビリティ、ダークネスショット！スタンド成功した場合、
　　　　　　使用済みのアビリティを一枚復活させる！」










コアデム「そして私がスタンドすることで！」










Cヘリオス「スタンド成立して効果発動、レインボーポータルを復活だ！」

Sコアデム「だが今は俺がこの状態だから二回シュートは厳しいな……」

Cヘリオス「あ……」










樹里「二回シュートを復活されちゃったってことは、早め決着をつけないと…」










樹里「アビリティ発動！エリアチェンジ！」










コアデム「うぉぉぉ！？ゲートカードが入れ替わる！」










樹里「あっちはもうジャッジポイント全取りできるアビリティはないはず、
　　　　こっちのゲートカードならもう一度バトルでも……爆丸シュート！」










Mハーデス「つっ！」

コアデム「寄るな！」

Mハーデス「スタンド失敗ね…」










Cヘリオス「ハッ、見事に無駄弾撃ちやがった！」










Cヘリオス「これでダブルスタンド！俺たちもラストワンだ！」










Sコアデム「俺も復活したぞ、さぁ最後の一枚だな」

Cヘリオス「よし、運が味方しだしたってところだな」










樹里「あっちにはレインボーポータルがある……シュートミスされない限り、
　　　次のターンには一枚持っていかれる……！どうすれば……」

Mハーデス「それでも……それでも諦めずにやるしかないわ。
　　　　　　　たとえ次のターンに負けるとしても、ここでシュートしておかなければ、　
　　　　　　　もし次のターンに相手がミスをしてくれたとしても勝てなくなる……」

樹里「そうだね……最後まで、あきらめない……！」










（ｷｨｨｨｨ

樹里「！？ なに……これ……？」










樹里「クロノスさん……あなたなの？」

Mハーデス「クロノスが目覚めたというの……？」

ガーゴノイド「よくわかりませんが…何かすごいやる気みたいなものを感じますね」

Mハーデス「諦めない気持ちが、彼にも伝わったのかも……」









Mハーデス「樹里ちゃん！」

樹里「うん！いつの間にか新しいアビリティも入ってるみたい、やってみよう！」










樹里「アビリティ発動、神の気まぐれ！」










樹里「このアビリティは、シュートした召喚爆丸がスタンドした場合、
　　　フィールドのあらゆるゲートカードに自由に配置することが出来る！
　　　召喚爆丸シュート！」










樹里「ポップアウト！サブテラ・クロノスさん！」










樹里「クロノスさん、相手のシュートを防いで！！」










クロノス「…………！」（ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ










Cヘリオス「なっ、召喚爆丸だと……！」

コアデム「なんと厄介な……！」










樹里「続いて爆丸シュート！ポップアウト！サブテラ・ガーゴノイドさん！」

ガーゴノイド「もたせてみせます！頼みますよクロノス！」

クロノス「…………！」










Cヘリオス「えぇいクソッ！レインボーポータル！一気に行くぞ！」

Sコアデム「回り込めればどうってことはない！」










Cヘリオス「って、口で言うほど簡単じゃないわな……」

Sコアデム「まぁな……」










樹里「決めます！ハーデスさん！」

Mハーデス「ええ！」










樹里「爆丸シュート！ポップアウト、サブテラ・ミリアド・ハーデスさん！」

Mハーデス「これでダブルスタンドね！」

ガーゴノイド「やったですね！やりましたね！」










Cヘリオス「くっ、また俺たちがギャフンと言わされてしまった……」

Sコアデム「話には聞いていたが、バトラーとはこれほどのものなのか……」

コアデム「侮れんな……」










Mハーデス「さぁ、これが最後のゲートカードよ」

樹里「うん、ありがとうみんな！これで私達の勝ちだね！」

ガーゴノイド「素晴らしい！みんなで掴んだ勝利とは、こんなに素晴らしいのですね！」










（ﾌﾞｩﾝ










Cヘリオス「ちくしょー！次はみてろよおぼえてろー！」

コアデム「テンプレだなぁ」

Sコアデム「俺らは初めてだがな」










樹里「行っちゃったね」

Mハーデス「縒玖良ちゃんもいつもこんな感じで彼らの相手をしているのかしらね…」










「あ、あの……今回は助けていただいてありがとうございました」

樹里「あ、ううん気にしないで」

Mハーデス「困ったときはお互い様よ」

樹里「でも、同じダークオンなのになんであんな…？」

Mハーデス「あぁ、樹里ちゃんは知らなかったかしら。別に闇属性だから、
　　　　　　　みんながみんな悪い爆丸ではないのよ。
　　　　　　　闇属性でも正しい心を持った爆丸はいるし、光属性でも
　　　　　　　邪悪な野心に溺れてしまう爆丸もいる、属性は爆丸の善悪には関係ないわ」

樹里「そ、そうだったんだ……し、失礼しました」

「いえ、誤解が解けたならそれはそれで」










「では、私はこれで。本当にありがとうございました」

樹里「うん、気をつけてね！」










樹里「さてそれじゃ、私達も戻ろっか」

Mハーデス「そうね。ガーゴノイド、センチピード、今日は付き合ってくれてありがｔ

ガーゴノイド「そ、その件なんですが！」

樹里「？」










ガーゴノイド「さ、最初こそ成り行きではありましたが、一緒にバトルをしていて、
　　　　　　　　自分、お二人の強さと勇敢さに感銘を受けました！よろしければ
　　　　　　　　自分とセンチピードを、お二人の弟子としてチームに加えてください！」

センチピード「ｷﾞｭｰ､ｷﾞｭｰ」

樹里「弟子って……」

Mハーデス「また大げさね……」










ガーゴノイド「ゆ、許していただけないでしょうか！？」

樹里「でもまぁ、弟子かどうかはともかく……」

Mハーデス「そうね、二人ともいい子だったし、是非チームメイトに欲しいのは正直なところね」










ガーゴノイド「じゃ、じゃあ！」

樹里「うん、これからよろしくおねがいします！」

Mハーデス「よろしくね、ガーゴノイド、センチピード」

ガーゴノイド「や、やった！よろしくおねがいします！」

センチピード「ｷﾞｭｲｰ!」










ガーゴノイド「よーし燃えてきました！あんぱんのおつかいでもなんでもやりますよ！」

Mハーデス「なにその不良のイジメみたいなの」