春です by長そで おでかけ Comment(0)

陽菊「なにか咲いてるね。これが本物の春なんだ…」

うむー、なんの花か知らんけど、とりあえず春ですよ！










ということで、今日は恒例のお花見！
場所はいつもの近所の遊歩道だよ！

縒玖良「うちが去年来たとこやじ」

陽菊「うちの近くにこんなところがあるんだー」

縒玖良「うちとおんなじ名前の花、やったよね」

そうそう、縒玖良と桜じゃよー。










陽菊「これが本物の桜……すごいね、ピンクの花がこんなに」

そうねー、こんな派手な色の花がこんなにたくさん一斉に咲くんだもんなぁ。

陽菊「この子たちも、早く咲くといいね」










縒玖良「（この桜って木、なんで葉っぱないげんろ…？）」










陽菊「なるほどね、昔から日本人が桜に特別な気持ちを持ってる理由、
　　　　実際に見てみてわかった気がするよ♪」

風流せい風流せいな昔の日本人がこういう光景をほっとくわけがないもんな。
しかしまぁ、陽菊は相変わらずそういう難しいところまで考えてるんだね。

陽菊「そうかな？面白いな、って思うだけだよ」










陽菊「何百年も前、私達神姫のご先祖様がからくり人形だったころから、
　　　そんなご先祖様が生まれる前から、日本人は同じようにこの花を見てたんだよ。
　　　そう考えたら、二人は面白いと思わない？」

縒玖良「な、なんかよくわからん……」










陽菊「縒玖良はこれを見て、綺麗だなって思わない？」

縒玖良「え、綺麗やなって思うけど」

陽菊「でしょう。生まれた時代が違っても、これを見るときはみんなそう思える、
　　　　それってすごいな、っていうことだよ」

縒玖良「（やっぱりよくわからん……）」



前年のコースはここらで散策終了。
しかし今回は遊歩道のさらに先へ足を伸ばしてみます。









陽菊「これはさっきの花だね」

うむ、陽菊は黄色が似合うのう。

陽菊「ふふ、そうかな♪ ところでこの花はなんていう花なのかな？」

え……なんだろう……










縒玖良「おとんおとん、こっちにも咲いとる！」

おー、こっちも綺麗な。こんだけあっちこっちに咲いてるって、改めて春じゃのう。

縒玖良「ねーおとん、これはなんて名前ねんろ？」

え……なんだろう……










陽菊「お父さん、花を見つけては一緒に撮ってくれるけど、あんまり種類には詳しくないんだね♪」

うぐ……すびばぜん……

陽菊「ううん、名前なんて人間が勝手につけたものだから、花は気にしないよ」

あぁ、うん……

縒玖良「ペットボトルがプロペラみたいになっとる…」



しばらく歩くと、再び桜ゾーンに突入！
こっちの方が咲きっぷりはいいかも？








縒玖良「んにゅ、桜っていっぱいあれんねぇ」

そうねー、日本人は桜大好きだから、いろんなところに桜植えてるのよ。

縒玖良「うちのベランダとかにも生やしたらお手軽にならんかな？」

いや、ベランダじゃちょっと……










陽菊「ほんとに色んな花が咲いてるね」

遊歩道として整備されてるだけあって、色々植えてあるしねー。
上見ても下見ても色んな花があるわー。










最後は遊歩道と繋がる神社にて。
神社と桜の組み合わせが美しいね！

陽菊「これぞ日本の心、かな？」

縒玖良「よくわからんけど、たしかになんか日本て感じや…」

陽菊「ふふ、縒玖良もちゃんとわかってるんだよ。
　　　　難しくなんて考えなくて大丈夫、そんな縒玖良でいてね♪」

縒玖良「ひなが言うんなら…それでいいがかなぁ？」

陽菊「うん、いいんだよ♪」

縒玖良「そっか、わかったー」





そんなわけでお花見でござった！