フォーク連携 by長そで 小劇場 Comment(0)

樹里「ねぇお姉ちゃん……」










樹里「今度はなにやってるの…？」

美來「む、樹里か。よくぞ世紀の瞬間にきてくれた」

樹里「はあ……」










美來「パワーダイザーって、あるやん？」

樹里「あぁ、仮面ライダーの……たしか去年の年末にもねこさんたちも持ってきてたよね」

美來「そうそう。だがな、あれはもねこごときには過ぎた玩具！宇宙を掴むのは私こそ相応しい！」











美來「そこで私は、僅かな時間を見つけてこのフォークリフトのパワーを徹底的に強化し、
　　　宇宙まで物体を打ち上げられるように改造を施したのです」

樹里「またメチャクチャな……」

Mハーデス「でもそんなに機械とか得意なようには見えないけれど……」

美來「ククク…磋姫も単純なやつよ……さー姉の生写真を何枚か握らせるだけで、
　　　　ここまでやってくれるのだからなぁ……！」

Mハーデス「うわぁ……」










Dドラゴノイド「ダーッ、美來、いつでも発射できるぜー！」

ラプト「ググゥ！」

美來「む！よしわかった、ラプちん、ひろし、頼んだぞ！」

Dドラゴノイド「まあやるんなら本気でやろうか！その方が楽しいだろ！ハハハハッ！」










樹里「でもお姉ちゃん、それさ――」

美來「気力転身！問答無用！さぁ打ち上げだ危ないぞ、みんなにげろホーイ！」

樹里「あぁ……うん……」

Dドラゴノイド「スリー！」

ラプト「グゥ！」

Dドラゴノイド「ワン！」










Dドラゴノイド「かわいそうなディーバ！」

美來「無限の彼方へ、さあ行くぞーッ！」












（ｺﾞｯ










美來「うおお黒い！これが宇宙か！宇宙キター！」

樹里「その位置だと真上はPCラックだって言おうとしたのに……」

Mハーデス「そもそも室内でやるのが間違ってるわね……」