ガードの勤め by長そで 小劇場 Trackback() Comment(4)

ギジメモリ……！って単語、本編に出たのって何度目？
自分初めて聞いた気がするんですけど。
特撮ものでは珍しく、設定面をカバーする会話、描写がＷは多目なので、
ギジメモリがどんなもんなのかも触れて欲しいんだけど、どうなるやら。











「はっ！はっ！はっ！」
「あと２セットだぞー、がんばれー！」

――「おワンコ倶楽部」とは！
マスターの部屋を警護するため、希亜良が勝手に設立、彼女の指揮のもと活動する、
マスターの部屋の私設治安維持部隊である！
希亜良と、やたらに多様な人種で構成されたゴツい仲間たちは、
今日も部屋の平和と安全を護るために戦うのだ！（ただしこいつらも火器は容赦なくブッ放す（ぉ










希亜良（犬）「そういえば、仮に今後のオフでリゼルと模擬戦をやるとしたら、
　　　　　　　　私が手が離せない間の補佐には、誰を連れて行くのが適任なんだろうな？」

強盾「へぇ、なんだかんだでやる気なんだな、隊長さんよ」

希亜良「ま、まぁマスターのメンツに関わることだからな。それに、強い相手と戦うのは鍛錬にもなる」

ゼニス「流石ﾊ隊長､日々努力ﾃﾞｽﾈ!」

強盾「違うだろ副長。隊長はバトルマニアなんだって」

希亜良「強盾……あとで模擬戦付き合えよ？」

強盾「へっへ、臨むところだね！」











希亜良「でも実際、誰を連れて行くべきなんだろうな。ゼニスを連れて行ければ一番安心なんだが、
　　　　　お前には、私が不在の間、家に残った部隊の指揮を執ってもらわねばならないし」

ゼニス「ｴｴ､隊長ｶﾞ留守ﾆﾅｯﾀ途端ﾆ､元気ﾆﾅﾙ輩ﾓ少ﾅｸﾅｲﾃﾞｽｶﾗﾈ」










希亜良「となると、実力的には次点で強盾だが」

強盾「俺みたいな泥臭ぇのは、そういう華々しい場所、似合わねぇよ」

希亜良「ふふ、確かにお前はああいう場に出るには品格が足りんな」

強盾「へっ、言ってくれるぜ」

ゼニス「ﾄﾅﾙﾄ､ﾔﾊﾘスィンドルｶﾞｺｺﾊ一番適任ﾆﾅﾘﾏｽｶﾞ……」










アクティヴイーグル「あー、隊長達、そう言えばちょっと聞きたかったんですけど」

希亜良「ん、なんだアクティ？」










アクティヴイーグル「そもそも、オフ会って誰かご主人のこと襲ってくるんですか？」
















希亜良「え」

アクティブイーグル「いや……だからオフ会って別に、そんな危ない場所じゃないんじゃないですか」

希亜良「う……ぁ、いやいや！ あれだけの人間と神姫その他諸々が集まってるんだぞ！
　　　　　人種の坩堝なんだぞ！これまでは何もなかったとしても、いつどんな危険がマスターに
　　　　　迫るか分からん！もしもの備えなくして、何が治安維持だ！身辺警護だ！」

アクティブイーグル「あぁ、いや、確かにそれはそうなんですけど……」











希亜良「そもそも平和だから何も備えない、というのは間違っているぞアクティ！
　　　　　その平和の中に潜む僅かな悪に対して、常にマスターの身は守られているのだと示すことで、
　　　　　忍び寄る危険を未然に防ぐ。それもまた私たちの仕事でもあるのだ。
　　　　　私がマスターの荷物が増えることを申し訳ないと思いつつも、オフには必ず同行している
　　　　　この意味が分かるか！？そこで何が起ころうと起こるまいと関係なく、
　　　　　確実にマスターの身の安全をお守りするためだ！私はそのために――」

瑳音（黒）「素直に『マスターと一緒に出かけたいだけ』って言えばいいのに……」

希亜良「そこ五月蝿いぞ！」