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プロフィール
HN:
長そで with BB@鉄板 and イリアス
性別:
男性
趣味:
見たまんま&それぞれに他多数
自己紹介:
・長そで
石川県在住の神姫マスターにして、玩ヲタの卵。高校二年で神姫に目覚めた、色々致命的な人。決して高くないバイトの給料を玩具に注ぎ込む駄目人間。兄貴分どころかもはやお義父さんであるBB@鉄板を尊敬と畏怖を込めて"店長"と呼んだり呼ばなかったりする。
長そで宅の神姫達
縒玖良と愉快な?爆丸たちシリーズまとめ
・BB@鉄板
兵庫県在住の大学生神姫マスターにして、ひよっ子モデラー。現在、諸事情により更新を無期休止中。
BB@鉄板宅の神姫達
・イリアス(いりあす)
神奈川県在住のT大生神姫マスターにして、そこいらに転がっている自称作家予備軍。バトロン終了に伴い、今後の身の上について目下悩み中。上の二人を呼んだり呼ばれたりする際は唯一呼称を変えたり変えられたりする。
ただいま就活中で更新頻度激落ち。
(c) 2006 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
当コンテンツの再利用(再転載、再配布など)は禁止しています。
石川県在住の神姫マスターにして、玩ヲタの卵。高校二年で神姫に目覚めた、色々致命的な人。決して高くないバイトの給料を玩具に注ぎ込む駄目人間。兄貴分どころかもはやお義父さんであるBB@鉄板を尊敬と畏怖を込めて"店長"と呼んだり呼ばなかったりする。
長そで宅の神姫達
縒玖良と愉快な?爆丸たちシリーズまとめ
・BB@鉄板
兵庫県在住の大学生神姫マスターにして、ひよっ子モデラー。現在、諸事情により更新を無期休止中。
BB@鉄板宅の神姫達
・イリアス(いりあす)
神奈川県在住のT大生神姫マスターにして、そこいらに転がっている自称作家予備軍。バトロン終了に伴い、今後の身の上について目下悩み中。上の二人を呼んだり呼ばれたりする際は唯一呼称を変えたり変えられたりする。
ただいま就活中で更新頻度激落ち。
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~手のひらサイズの娘達~
2024/11/23
10:12:13
2011/10/08
18:46:26
陽菊「~♪」(ばたばた
璃縒「……」
陽菊「璃縒は一旦読み出すと、ほんとに熱心だね」
璃縒「そ、そう…?」
陽菊「うん。でも静かに本読んでるだけなのに、なんだか活き活きしてるよね」
璃縒「そうなのかな……えへへ」
璃縒「あ、そういえばもうお昼過ぎてる……」
陽菊「どうかしたの?」
璃縒「うん、エンジェルハートMk2の微調整を磋姫姉さんにお願いしてたんだけど、
お昼頃に終わるって言ってたから、その後改めて試着してみよう、
って話になってて」
陽菊「あ、そうなんだ。ようやく終わったんだね」
璃縒「私は戻るけど、ひなちゃんはどうする?」
陽菊「うーん、じゃあ私も戻ろうかな」
璃縒「そっか、じゃあ一緒に戻ろう」
陽菊「エンジェルハート、楽しみ?」
璃縒「うん……なんていっても、エンジェルハートだから」
陽菊「好きだよねー、璃縒は♪」
璃縒「ふふ……」
「カギヲ、ワタセ」
璃縒「?」
陽菊「!」
「カギヲワタセ」
璃縒「ど、どちらさまですか……!」
「キサマラニ名乗ル名ハナイ、カギヲワタセ」
陽菊「そっか……そういうところにも需要があったってことだね」
璃縒「よくわからないけど……やっぱり、あの人の狙いはその鍵なのかな?」
陽菊「多分ね……」
「ビャクテイジョウ、ワタセ!」
璃縒「くっ……!」
(ガキッ
「グハァ!」
璃縒「よし、やった……!」
陽菊「なるほど、武装を遠隔操作で」
璃縒「うん!」
「ググググ……」
璃縒「ひなちゃん、ちょっとこれ持っててね」
陽菊「あ、うんわかった」
璃縒「よし……!」
(ジャキッ
陽菊「私の勘が当たってれば……相手は多分かなり強いよ……戦うの?」
璃縒「ううん、今はムーンリバーがないから……」
璃縒「逃げ切る!」
「シャーッ!」
「ニガサナイ!」
(ドスッ
璃縒「きゃぁ!?」
璃縒「ぐぅぅっ……」
陽菊「璃縒、大丈夫?」
璃縒「陽菊ちゃんこそ……」
陽菊「私は大丈夫だけど……このままじゃ」
璃縒「うん、わかってる」
璃縒「だから、私が時間を稼ぐよ」
陽菊「そんな……!」
璃縒「今のうちに逃げてね。私じゃ多分、あんまり足止めできないから…」
陽菊「様子を伺ってる場合じゃないかな……まだ上手くやれるかわかんないけど」
・
・
・
磋姫「よし、これで全てのシークエンスが完了ですわね。
エンジェルハートMk2、こるとさんの手による、璃縒さん専用の装備。
しかし実機の開発工程では当然璃縒さんによるテストはできなかったゆえに、
運用プログラムの個人向け最終調整は、どうしてもあちらではできなかった…」
磋姫「しかしそれも、今日でようやくフィッティングが完了。
あなたもよく頑張ってくれましたね、ムーンリバー」
磋姫「こるとワークス製武装は多くがワンオフで個人向けであると同時に、
高度な独自技術の塊。あなたが手伝ってくれなければ、
調整にはもっと時間がかかっていたでしょう」
『……き……磋姫、私の声が聞こえる?』
磋姫「!? この声……陽菊ちゃん?」
磋姫「陽菊ちゃんなんですか……?」
陽菊『あ、届いたみたいだね』
磋姫「聞こえていますけど……どういうことです?
あなたはこんなことまでできるんですか?」
陽菊『まぁそんな感じかな? それでね、お願いなんだけど、大至急ムーンリバーを
私たちのところに持ってきて!説明はあとでするから!』
磋姫「ムーンリバーを、ですか」
磋姫「こんな奇跡まで起こされて、スルーするわけには流石にいきませんわね。
仕方ない、行きますわよムーンリバー」
・
・
・
璃縒「あんっ!」
璃縒「くぅ……」
陽菊「璃縒、しっかり!」
璃縒「何してるのひなちゃん、早くここから……」
璃縒「……!」
「はああああああ!」
磋姫「はッ!」
璃縒「えっ!?」
「グッ……ゾウエンダト!」
璃縒「あ、姉上……どうして?」
磋姫「陽菊ちゃんに呼ばれましてね」
璃縒「えっ、ひなちゃんが?いつのまに……」
陽菊「きぎょうひみつ、かな」
磋姫「あら、秘密主義ですのね。しかしまさかこんな事態になっているとは……」
磋姫「とりあえず、やっぱり私には重たい剣は合わないので、
まずこちらを返却しますわね」
璃縒「あ、はい!ありがとうございます姉上!」
磋姫「ああ、ちなみにエンジェルハートMk2の調整はもう終わっています。
ムーンリバーもいつもどおりになっているので、心置きなく使ってください」
磋姫「尤も、私とてあなたたちの姉の一人。やって来たからには
この方のお相手は私が引き受けますけれど」
/ プ ス ン \
(ぽてっ
磋姫「ぶっ」
璃縒「えっ……?」
陽菊「?」
磋姫「迂闊でしたわ……」
磋姫「ここのところずっとそちらの調整をしていたがために、
ついうっかり自分の武装のメンテナンスを忘れていたなどと……」
「「ええー!?」」
磋姫「ということでやはりここは撤退しますわよ二人とも!」(キュラキュラ
璃縒「えー、でも……」
磋姫「無理に相手をしても仕方がありませんわ。逃げ切れるかはともかく、
こんな足で戦うよりははるかにマシ。さあ二人も早く!」
璃縒「たしかに……逃げ切れるかは怪しい……」
璃縒「……なら、私があれと戦います!」
璃縒「いくよムーンリバー!ドライブ!」
(つづく!
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