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石川県在住の神姫マスターにして、玩ヲタの卵。高校二年で神姫に目覚めた、色々致命的な人。決して高くないバイトの給料を玩具に注ぎ込む駄目人間。兄貴分どころかもはやお義父さんであるBB@鉄板を尊敬と畏怖を込めて"店長"と呼んだり呼ばなかったりする。
長そで宅の神姫達
縒玖良と愉快な?爆丸たちシリーズまとめ
・BB@鉄板
兵庫県在住の大学生神姫マスターにして、ひよっ子モデラー。現在、諸事情により更新を無期休止中。
BB@鉄板宅の神姫達
・イリアス(いりあす)
神奈川県在住のT大生神姫マスターにして、そこいらに転がっている自称作家予備軍。バトロン終了に伴い、今後の身の上について目下悩み中。上の二人を呼んだり呼ばれたりする際は唯一呼称を変えたり変えられたりする。
ただいま就活中で更新頻度激落ち。
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樹里「な…」
ネーグ「おい……」
Mハーデス「なにこれ…」
エイヴィア「あの炎…尋常じゃないぞ」
Mハーデス「アルファ、今どうなってるの!?」
Aパーシバル「ああ……もうお互いラストワンまで来たんだが、
どうもミラージェとドラガは隠し玉を持ってたみたいでな…
今ドラガは、スピッドとハカポイドのパワーレベルを取り込んでる」
ガーゴノイド「爆丸二体分のパワーレベルを…とてつもないエネルギーじゃ…」
Aパーシバル「ああ……このままじゃ、フォスも長くは持たない…!」
樹里「何か手はないの!?」
ティターニア「手がない、というわけではないわ…」
Aパーシバル「ティターニア!あるのか!?」
ティターニア「私達が感じる気配が確かなら、あのアビリティの基礎になっているのは、
レンオアム、アンフィス、ヒルドルの属性エナジーの一部。
つまりそれと同じように古代爆丸のエナジーを集めてフォスに渡せば、
あるいはトリプル・グレンバスターに対抗できるかもしれない…」
ガーゴノイド「でも仮にそんなことができたとしても、あっちは三体分のエナジーから
そのアビリティを作ったんですよね…?
パックさんとティターニアさんだけじゃ…」
ティターニア「いいえ、私達だけじゃないわ。ここにはもう一人、古代爆丸の高純度エナジーを
身体に宿した爆丸がいるもの」
Mハーデス「……なるほど、そういうことね。私は戦士クレイフから直接属性エナジーを
授けられた身。つまり戦士クレイフと同世代の爆丸であるあなた達とは、
エナジーの純度が近い……」
ティターニア「そういうこと。ぐずぐずしていられないわ、さっそく始めましょう」
エイヴィア「ま、待ってくれ!」
エイヴィア「俺にも協力できないか!?俺は残念ながら特別な爆丸ではないが…」
ティターニア「気持ちは嬉しいけれど…あなたは一般的な現生爆丸と
属性エナジーの純度はそう変わらない、私達と同じことをしようとすれば、
命を失う危険性すらある、残念だけど……」
Mハーデス「待ってティターニア。それなら私達が間に入るわ」
ティターニア「間に入る?」
Mハーデス「そう。私達ならそれができるもの。ね、樹里ちゃん?」
樹里「え?」
樹里「あ……そっか!そういうことだね!」
「縒玖良!」
「縒玖良ちゃん!」
「縒玖良さん!」
「縒玖良!」
縒玖良「えっ…?」
縒玖良「どこや…?ここ…?」
ティターニア「縒玖良ちゃん、落ち着いて聞いてね」
縒玖良「パック。ティターニア」
パック「ここは君と僕たちの精神を一時的につなげた世界だ。驚かないで」
ティターニア「私達は今からあなたたちに、トリプル・グレンバスターに対抗できる
アビリティを授けるわ」
縒玖良「トリプル・グレンバスターに対抗できるアビリティ…!?
そんなことできるん!?」
Mハーデス「ええ、できるわ」
縒玖良「ハーデス!」
Mハーデス「私達の力を結集して、あなたたちが互いを信じる心を強く持てれば、できる」
縒玖良「互いを信じる心…」
Mハーデス「今こうしてみてわかったけど、おそらく彼のトリプル・グレンバスターは失敗作なの。
ドラガの歪んだ自尊心が、望まぬままエナジーを奪われたレンオアムたちの力と
不協和音を起こしてる。でも縒玖良ちゃんたちなら、本当の究極のアビリティを、
掴み取ることが出来るはず!」
エイヴィア「縒玖良、そのアビリティでドラガを破り、ミラージェの心を取り戻してくれ」
縒玖良「エイヴィア」
エイヴィア「縒玖良、この戦いを終わらせるためには、ただバトルで勝つだけではだめだ」
縒玖良「バトルで勝つだけじゃだめ…?じゃあどうすればいいがん?」
エイヴィア「ただバトルで勝つだけでは、やつの心に取り憑いた野望の炎は消せない。
また何度でもエンシェントを狙って戦いを挑んでくるだろう」
縒玖良「ミラージェの心を変えんなん、ってこと?」
エイヴィア「変えるのではない、戻すんだ」
縒玖良「戻す……」
エイヴィア「そうだ」
『ネーグ、やったよ!ついにこれで、僕も研究者の道に進めるんだ!』
縒玖良「えっ……?」
『正式に大学飛び級決まったんだな!やったじゃねえか兄貴!』
『ああ!これからは今よりもっとたくさん、爆丸の研究ができるようになるんだ!』
『さっすがだぜ!俺頭悪ぃから、あんまり力になれないかもだけど、
これからもずっと応援してっからな!』
『ありがとう、ネーグ!僕はやるよ!』
『たくさんたくさん研究して、僕達と爆丸が、もっと幸せに暮らせる世の中を目指すんだ!』
縒玖良「これ…もしかして、小さい頃のネーグとミラージェ……?」
エイヴィア「そうだ……」
縒玖良「エイヴィアの、記憶……」
エイヴィア「ミラージェ…いや、ノスミクは、誰よりも爆丸を愛していた少年だった……
だがいつしか科学の力に溺れ、その優しさを失ってしまった…」
縒玖良「エイヴィア……」
エイヴィア「やつの心を捕らえている科学への信仰、それを打ち砕くことが、
お前たちの信頼と絆の力になら、できるはずだ。」
エイヴィア「頼む……ノスミクの心を取り戻してくれ……!」
縒玖良「……わかった。うち、ずっとミラージェを倒すことばっかり考えとったけど…
本当は、それだけじゃダメやってんね」
エイヴィア「縒玖良……」
縒玖良「バトルは気持ちと気持ちのぶつかり合いや。
だからうち、エイヴィアの分まで気持ちぶつけてくる!」
縒玖良「みんなの希望、エイヴィアの悲しみ…受け取ったよ。
次はうちらの番や!」
フォス「うん!」
ヘリオス「おう!」
Aパーシバル「ああ!」
縒玖良「だからうちらは諦めない……」
縒玖良「うちらの信じる仲間達が、うちらを信じてくれるから…
信じる力は、絶対にそんなアビリティには負けんから……」
縒玖良「ミラージェ。ミラージェの科学は、うちらの絆が破る」
ミラージェ「今更もう遅い!私達の生み出したトリプル・グレンバスターが、
もうすぐお前のパートナーを塵一つ残さず焼き尽くすだろう!」
縒玖良「そんなことはさせんよ」
縒玖良「ミラージェだって、ほんとはそんなことがしたかったんじゃないはずや。
誰かを信じて、信じられてたから、科学に希望を持ったはずや」
縒玖良「見せてあげる、うちらの絆の力!」
縒玖良「究極アビリティ発動!トリプルコア!」
ヘリオス「さぁ、いっちょブチかましてやるか!」
Aパーシバル「フォス受け取れ!みんなの力だ!」
フォス「これは……力が溢れてくる!これが究極のアビリティの力…!」
フォス「うおおおおおおおおおっ!!!」
<光属性フォス:500G+200G+JP0+200+300+500G+570G+570G=2840>
煌ドラガオンM「押し返された!?何が起こっている!?」
縒玖良「究極アビリティ、トリプルコアは、チームの爆丸全員のパワーレベルを
バトル中の爆丸に加算すれん!」
煌ドラガオンM「なっ…!?」
ミラージェ「バカな、ドラガとトリプル・グレンバスターが押されているとでもいうのか!?」
Aパーシバル「爆丸を道具のように使うようなお前に」
ヘリオス「俺たちが力を合わせたアビリティが負けるわけがねぇぜ!」
縒玖良「ミラージェだって、本当は爆丸をこんな風に利用するために
研究とか始めたわけじゃなかってんろ!?」
ミラージェ「昔の話だ……!今の私は本物の科学者、子供ではない!
科学の純粋な発見と進歩を求めるだけだ!」
Aパーシバル「心をなくした科学に未来などあるわけがない!」
ヘリオス「誰かを苦しめたり悲しませるような科学が、そんなにご立派なのかよ!」
ミラージェ「外道であることぐらい承知している!だから私は名を変え仮面をつけたのだ!
倫理に反した私とその研究が人々に知れたとき、ネーグとエイヴィアに汚名がいかぬように!」
フォス「知らない誰かがどう思うかじゃないだろ!エイヴィアは、
お前とネーグのために涙を流したんだ!」
縒玖良「エイヴィアもネーグも、今でもミラージェの…ノスミクのことを想っとる!
仮面をつけた理由が本当にそうなら、ノスミクだってわかっとるはずや!」
ミラージェ「エイヴィア…………だが、だとしても、
探究心が私の背を押すことは、誰にも止められん!」
ドラガ「そうだミラージェ、惑わされるな!例え何が邪魔をしようと、最後に立っているのは俺たちだ!」
Aパーシバル「なら一つ試してみるとするか。私達の結束と!」
ヘリオス「てめえらの心をなくした科学とやら!どっちが勝つかを!」
ドラガ「上等だ!」
フォス「絶対に負けない!」
ミラージェ「代償は払った、その対価を!私は、掴んでみせるッ!」
縒玖良「そんなものぉぉッ!」
フォス「うおおおおおおおおお!!!とおれええええええええええ!!!!!」
煌ドラガオンM「くだぁけちれええええええええええええええええ!!!!!!」
(つづく