究極VS極限！ その1 by長そで 縒玖良と愉快な？爆丸たち Comment(0)

隼フォッカー「うおお、みんなちょっと聞いてくれ！」










縒玖良「ふぇ？」

樹里「えっ、突然……って、フォッカーさん……？」

隼フォッカー「おお、覚えていてくれたか！実は今日は君たちに用事があってな！」

樹里「？」

 

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樹里「で、どうしたんですか急に」

隼フォッカー「ああ。実は我々民間軍事プロパイダーSMS（Sugoku.Migaruna.Senshitachi）に、
　　　　　　　　とある依頼がきてな。ある窃盗事件の解決に協力してほしいとのことなんだが、
　　　　　　　　そのために依頼主が君たちに会いたがっているんだ」

樹里「窃盗事件って……」

Mハーデス「なんだか物騒ね」










隼フォッカー「紹介しよう、我々の今回の依頼主、跳シェイド氏だ」

跳シェイド「始めまして、私は跳シェイド、ヴェスターという次元世界でメカ爆丸技術の
　　　　　　　医療分野への応用を研究している者です」

樹里「ど、どうも……」

跳シェイド「早速ですが皆さん、ミラージェ・アパリションという男に、心当たりはありますね？」

Mハーデス「ミラージェ……知ってはいるけど、彼がどうしたの？」

跳シェイド「ええ。実は二週間ほど前、我々の研究所で厳重に保管されていた、とある六体の
　　　　　　　メカ召喚爆丸が盗み出されたのです。そして捜査の結果、その犯人として
　　　　　　　浮かび上がったのが、ミラージェ・アパリションなのです」

樹里「ミラージェが？」










ヘリオス「でも待てよ、あいつなんでメカ召喚爆丸なんて盗むんだ？」

縒玖良「そういえばそうやね。今のミラージェの狙いは、パックたちのはずなんに」










Aパーシバル「……！ シェイド、もしや盗み出されたその六体は……」

跳シェイド「お気づきになりましたか。そうです、アルティメットシステムです」

樹里「アルティメットシステム……？」

縒玖良「なんそれ？」











Aパーシバル「アルティメットシステムというのは、かつて旧ヴェスター王立研究機関が開発した、
　　　　　　　　　それぞれ六つの属性を持つメカ爆丸と、その合体メカニズムのことだ。
　　　　　　　　　適性のある爆丸がこれらと合体することで、単体で六属性全てを操れる、
　　　　　　　　　究極の爆丸となることができるといわれている」

跳シェイド「かつて二つ存在したうち、片方は既に現存しませんが、英雄ノヴァ・ドラゴノイドが使った
　　　　　　　残されたもう片方は旧ヴェスター王家打倒後に返還され、我々が保管していたのです」

Aパーシバル「そしてそれを、ミラージェが奪い去ったというわけか……」

跳シェイド「そういうことです」










跳シェイド「そして、ミラージェ・アパリションについて調べるうちに、我々は、
　　　　　　　彼がこの数ヶ月頻繁に出入りしている場所をつきとめ、やってきたということです」

樹里「えっ……じゃあもしかして私達、疑われてるの……？」

跳シェイド「申し訳ありませんが、全く疑ってはいないといえば嘘になります。
　　　　　　　尤も、あのメタ・ドラゴノイドを倒したという方々だと聞いていますので、
　　　　　　　おそらくそんなことはないとは思っているのですが……」










跳シェイド「とにかく、ミラージェについて知っていること、話していただけますね？」



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跳シェイド「……ふむ、なるほど」











跳シェイド「つまり、貴方がたとミラージェは、古代爆丸を巡って敵対関係にあると」

Aパーシバル「そうなるな」

パック「みなさんには感謝してるんです、ですから……」

跳シェイド「えぇ、わかっています。もう疑いはしていませんよ。
　　　　　　　全て話は通りますからね」










跳シェイド「古代爆丸のエナジーを狙うミラージェが、そのエナジーを何らかの形で使うために、
　　　　　　　属性融合システムを持つアルティメットシステムを狙った。
　　　　　　　おそらくはそんなところでしょう」

Aパーシバル「おそらくな」

跳シェイド「しかしあのシステムは、適性のない爆丸には纏うことは出来ないはず。
　　　　　　　奪ったところで、一体どうやって使うつもりなのか……」











「フッ、見たいか？」

縒玖良「！？」










縒玖良「ミラージェ！」

ミラージェ「システムの実戦データ収集に来てみたら、なにやら珍しい顔がいるな」










縒玖良「データ収集……！？」

フォス「バトルしにきたってこと！？」

跳シェイド「あれは……！」









跳シェイド「アルティメットシステム！」










ミラージェ「ヴェスターで研究者をしていた爆丸か。悪いが、借りているぞ」

跳シェイド「貸した覚えはない！返しなさい！」










ミラージェ「できない相談だ。アルティメットシステムの属性融合システムの理論は、
　　　　　　　エンシェントの属性エナジーを融合させるために必要なものなのでね。
　　　　　　　縒玖良、データ収集に付き合ってもらおうか？」










縒玖良「むー、ドロボーはいけんげんよ！うちらが勝ったら、
　　　　　それ全部シェイドに返してもらうからね！」

ミラージェ「よかろう。尤も、お前に勝ち目はないがな」

縒玖良「今日のうちらは前とは違うよ！なんてったって、爆スロンクリアしてんから！」










ミラージェ「ゲートカード、セット」










ミラージェ「爆丸シュート！ポップアウト、ノヴァ・煌ドラガオン！」

煌ドラガオンM「フン」










樹里「あれ、ゲートカード一枚だけ……」

Mハーデス「ガリアブルとやりあったときと同じね……ってことは」










縒玖良「そのバトルやと、せっかく爆スロンクリアしたんに意味ない……」

フォス「ちょっ、縒玖良！いじけてる場合じゃないって！」










ヘリオス「元気出せ縒玖良！このバトルならようやくあれが使えるじゃねぇか！
　　　　　　俺に行かせてくれよ！」

縒玖良「むー……わかった。じゃあヘっちゃんおねがい」










縒玖良「爆丸シュート！ポップアウト、ルミナ・ヘリオス！」

ヘリオス「っしゃあ！いくぜ！」










『Ready  "Sonicanon"』










縒玖良「バクナノ、セットアップ！」










ヘリオス「よし、決めるぜ！」










煌ドラガオンM「決める……だと？笑わせるな」










煌ドラガオンM「ミラージェ、始めろ」










ミラージェ「ああ」（ｼﾞｼﾞｼﾞｼﾞｼﾞ










ミラージェ「見せてやろう！アルティメット・フォーメーション！」










煌ドラガオンM「うおおおお！」










































































ミラージェ「ノヴァ・アルティメット・ドラガオン！」

（続く