究極VS極限！ その3 by長そで 縒玖良と愉快な？爆丸たち Comment(0)

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ミラージェ「スペリオルフォーメーションだと！？面白い！これなら最高のデータが取れる！」










縒玖良「ゲートカードオープン、絶望なる敗北！」

フォス「ドラガ！悪いけどアルティメットシステムは返してもらう！」

煌ドラガオンM「笑わせるな！スペリオルフォーメーションなど所詮はハッタリ！
　　　　　　　　　このアルティメットシステムに敵うはずもない！」

フォス「それはどうかな！」

＜スペリオルフォス：500G＋200G＋210G＋50G＋80G＋JP200＋200＋200=1640＞
＜アルティメットドラガオン：600G＋210G＋JP10＋10＋20＋10＋200＋20＋40=1120＞

縒玖良「カッパーのゲートカード絶望なる敗北は、ルミナ以外のジャッジポイントは
　　　　　ちょっとしかないげん！これなら六属性の力がなくても、
　　　　　光属性のジャッジポイントをたくさん取れるスペリオルフォっちゃんの方が
　　　　　合計パワーレベルは高くなるげんよ！」










フォス「そういうことだよドラガ！僕は負けない！」（ｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ










煌ドラガオンM「クッ……！おのれ小癪な……！」










（ｷｨｨｨｨｨｨ

フォス「うおおおおおお！」










ネーグ「チッ、遅かった！もう始まってやがる！戦ってるのはお嬢ちゃんの方か！」










ネーグ「！？」










フォス「うおおおお！」

煌ドラガオンM「ぐっっ！？」


ネーグ「なんだこれ……アルティメットシステム、か……！？
　　　　　まさか本当にあの事件の犯人もミラージェだったのかよ…！」






























ネーグ「なんだよこれ……」






























エイヴィア「ネーグ……」

ネーグ「人様のモン盗んで、それ使って何の罪もない奴らにケンカ売って、
　　　　　こんなことしてどうすんだよ……！」






























ネーグ「クッソ！何がお前をこんなにした！？何でここまでする必要がある！？
　　　　　答えろよクソ兄貴！」










樹里「ネーグ！？いつから！？ていうか兄貴って……」

縒玖良「じゃあもしかしてミラージェはネーグの……」

樹里「お兄さん……？」



『ﾋﾟｰ ﾋﾟｰ』









縒玖良「えっ？エナジー異常増大……フィールド維持不可能、バトルモード強制終了…？」










フォス「うわあああ！？」










煌ドラガオンM「ぐおおおっ！？」










ミラージェ「属性エナジーとパワーレベルが局所的に集中し、
　　　　　　　管制システムがオーバーロードしたか。だが貴重なデータが取れたな」










ネーグ「てめえ！人の話聞いてるのかよ！？」

ミラージェ「ネーグか。聞くに値しないことをわざわざ聞いているほど、俺は暇ではない」

ネーグ「聞くに値しないだぁ？ふざけんなよ！」










ネーグ「フィールドがぶっこわれるまで自分の爆丸に無理させて！」










ネーグ「善意で戦ってるような他人にまで散々迷惑かけて！」









ネーグ「お前の身勝手のせいで、どれだけの爆丸やバトラーが迷惑してると思ってんだ！？」

ミラージェ「知ったことではない」










ミラージェ「お前の兄はもういない。私はミラージェ・アパリション。
　　　　　　　科学と真理の探求のためにのみ動き、その欲求に従順な一人の科学者。
　　　　　　　それ以上でもそれ以下でもない」










ネーグ「クソッ……どこまでもふざけやがって……！
　　　　　そんな奴じゃなかっただろ……アンタは誰よりも爆丸が好きで――」










ウォブニア「ミラージェ様、撤収準備完了しました」










ミラージェ「よし。ではラボに戻るとしよう」

ネーグ「てめえ……！」










縒玖良「ミラージェ！」










ミラージェ「フッ、今日は良いデータが取れた。礼を言うぞ縒玖良。　
　　　　　　せめてもの感謝だ、パックの件はまた後日にしておこう」










ミラージェ「ではまた会おう！ハーッハッハッハッハ！」

ネーグ「おい！まだ話は終わってねえぞ！」

縒玖良「待たんかいね！……くっ！」










ネーグ「野郎……！」

縒玖良「ネーグ」









ネーグ「お嬢ちゃん……」

縒玖良「ミラージェがネーグの兄ちゃんって、ほんとなん……？」

ネーグ「嬢ちゃんらには関係ねぇよ……」

縒玖良「関係なくないし」











縒玖良「みんな一生懸命戦ってくれたもん。ネーグも見たやろ？」

ネーグ「…………」

縒玖良「うちも、なんでこんなにミラージェを止めんなんて思うのか、自分でもよくわからん…
　　　　　けど、悪いことしようとするやつが目の前におったら、見逃しちゃいかんと思う。
　　　　　フォっちゃんたちもそう思ってくれとるんやと思う。
　　　　　でもそれだけじゃ、ダメなんかなぁ……？」










ネーグ「…………」

縒玖良「ネーグ……」










樹里「私からもお願い、ネーグ。本当のことを話して」

縒玖良「！」










樹里「今回ミラージェは、パックがいるからじゃなくて、データ収集の標的のために、
　　　あえて私達を狙って襲ってきたみたいなの。ここまできたら、もう本当に当事者だよ」

ネーグ「そうか……あいつ、やっぱりアルティメットシステムを実戦で使うために…」

樹里「うん……もういいでしょう、ネーグ」










ネーグ「……しかたねぇ。口を滑らせたのが運の尽きか。話すしかねえみたいだな……」





（続く