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HN:
長そで with BB@鉄板 and イリアス
性別:
男性
趣味:
見たまんま&それぞれに他多数
自己紹介:
・長そで
石川県在住の神姫マスターにして、玩ヲタの卵。高校二年で神姫に目覚めた、色々致命的な人。決して高くないバイトの給料を玩具に注ぎ込む駄目人間。兄貴分どころかもはやお義父さんであるBB@鉄板を尊敬と畏怖を込めて"店長"と呼んだり呼ばなかったりする。
長そで宅の神姫達
縒玖良と愉快な?爆丸たちシリーズまとめ

・BB@鉄板
兵庫県在住の大学生神姫マスターにして、ひよっ子モデラー。現在、諸事情により更新を無期休止中。
BB@鉄板宅の神姫達

・イリアス(いりあす)
神奈川県在住のT大生神姫マスターにして、そこいらに転がっている自称作家予備軍。バトロン終了に伴い、今後の身の上について目下悩み中。上の二人を呼んだり呼ばれたりする際は唯一呼称を変えたり変えられたりする。
ただいま就活中で更新頻度激落ち。

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2024/11/22  14:13:52
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2014/07/08  00:00:01

・前回のお話はこちら














磋姫「大変なこと、とは?」

Kパーシバル「ええ実は、前回のミラージェ・アパリションの一件以来、
         久しぶりに知り合いの学者に、原初の統火メタルクロスについて
         その後の調査の経過を聞いたんです」

磋姫「原初の統火メタルクロス……たしか、ミラージェ・アパリションが
    クローンドラガオンを作るのに使用した古代遺物、でしたわね」

Kパーシバル「ええ」





Kパーシバル「原初の統火メタルクロスは、かつて古代魔竜戦争の際に、
         勇者焔ドラガオンGがファーブニルより賜り使用した神器」





Kパーシバル「古の戦士たちは、魔竜族の王城を守る砦の主、
         魔竜の将マーキュリー・ドラゴノイドを倒すべくこれを使用し、
         最後は開発途上だった試作型の封印の術を用いてこれを封印しました」





Kパーシバル「そして最終決戦へと赴くドラガオンたちは、戦勝の記念として、
         開放した現地の住民へそのメタルクロスを渡して去った。
         これが今日まで知られていた伝承の一節です。
         ですがこれにはひとつ不可解な点がありました」



Kパーシバル「後年、ミラージェ・アパリションは廃墟となった遺跡からこれを発見した。
         それ自体は珍しいことではない。ですが、これが長い歴史の中で
         忘れ去られてしまった話であるならともかく、かつてその地に住んでいた
         爆丸たちの末裔は、その伝承をしっかりと覚えていました。
         でもだとしたらなぜ、痩せた土地を放棄して他へ移住する際に民たちは、
         この神器を一緒に持ち出さなかったのか、よくわからなかったんです」




磋姫「――そして、今回その理由が判明した、と……?」

Kパーシバル「ええ……継続的な調査の結果、新たな事実が判明しました。
         かつてマーキュリー・ドラゴノイドに施された封印は、
         試作型であったがために不完全で、その封印は戦後数十年のうちに
         徐々に弱まってしまったようなのです。そこで対応に困った民は様々な対策を
         考えた結果、聖なる力を秘めた統火メタルクロスを使えないかと考えました」





Kパーシバル「そして民たちは、統火メタルクロスの力を中心に結界を張り、
         弱まった封印を外側から補強する対策を取った。
         それ故にクロスは、その地に魔竜を封印し続ける限り、
         そこから動かすとことができなくなった……ミラージェ・アパリションが、
         それを知らずにあの地からクロスを持ち出してしまうまでは……」

磋姫「では、まさかその地に施された封印は……」












稚綾「お父……様……」




「ふっ、まだその名で呼ぶか。貴様のような薄汚れた人形が、
 我らが帝を父と呼ぶなど、身の程を知れ」

稚綾「あなたは、お父様の側近の……」

Maドラゴノイド「その通り。私こそ新たなる帝の臣下が一人、
          誇り高き魔竜の将、マーキュリー・ドラゴノイド」




樹里「やっぱり魔竜族……」

縒玖良「そんな……メタ・ドラゴノイドは確かに封印したはずなんに……!」




「そうだな縒玖良、我が父の仇敵よ」

縒玖良「父……じゃああんた、メタ・ドラゴノイドの……!」

Tドラゴノイド「そう、余は魔竜王メタ・ドラゴノイドの血を継ぐものにして、
         正統なるその後継者。魔竜王を超えし者、
         魔竜帝タイタニウム・ドラゴノイド!」

Aパーシバル「タイタニウム・ドラゴノイドだと……!」

Tドラゴノイド「ククク、稚綾がウィルスをばら撒き、爆丸たちのエネルギーを
         収集してくれたお陰で、余も臣下たちも再び復活し活動する力を
         十分に蓄えることができた……」




Tドラゴノイド「さぁ、我が魔竜の同胞たちよ、もう一度この世界を
         我が魔竜族のものとするのだ!」

フォス「ほかの魔竜族まで!!」




Tドラゴノイド「マーキュリー、ハイパー、魔神の使用を許可する。
        邪魔者どもを排除しろ」

Maドラゴノイド「はっ、タイタニウム帝よ!」

Hyドラゴノイド「寝起きの肩慣らし、悪くない!」




Maドラゴノイド「遅れるなよハイパー!」

Hyドラゴノイド「貴様に言われるまでもない!」




縒玖良「フォっちゃん!」

フォス「なんか大変なことになってきたね」

スタッグ「Meは全然理解が追いつかないYo! 誰か説明してよNe!」

Aパーシバル「あとでゆっくりな。それより今は連中だ」




縒玖良「!」




縒玖良「樹里姉!」


                               

樹里「!」

Maドラゴノイド「私もこの姿は久しぶりだ、
          まずはお前を消し炭にして調子を見させてもらおうか!」

樹里「あれは、メクトガン……!」




Maドラゴノイド「死ね!自動人形が!」











樹里「えっ……」




樹里「ね、ネーグ……!?」

ネーグ「おう! なんか大変なことになっちまってるな?」




Mハーデス「ネーグ!」

ネーグ「おう、お前らも久しぶり」




樹里「ね、ネーグがどうしてこんなところに……?」

ネーグ「ま、色々あってよ。今はゆっくり話してる場合じゃねぇだろ?
     エイヴィア!」




エイヴィア「ああ!」

縒玖良「エイヴィア!」

エイヴィア「しばらくだ縒玖良!」




エイヴィア「ソニックギア・ニルヴァーナ!」

Maドラゴノイド「ぐっ! 劣等種が、小癪な!」




キマイラ「前に気を取られすぎなのではないかな?魔竜の将どの!」

Maドラゴノイド「!?」




Maドラゴノイド「ぐぁぁあッ!?」




「やれやれ、一歩遅かったようだな」

縒玖良「!?」




「こうして話すのはほとんどはじめてだな、縒玖良」

縒玖良「……あんたは……!」




縒玖良「み……ミラージェの部下の人!!!」

ウォブニア「お前、私の名前覚えてないだろ」




(続く



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