あたらしいなかま by長そで 縒玖良と愉快な？爆丸たち Comment(0)

ネーグ「なんつーか……」










ネーグ「まともなもん食ったの久々な気がするな……」

樹里「まともって……普段なに食べてるの？」

ネーグ「あんまり聞かねえ方がいいぞ」

樹里「…………」










縒良「いやあ、まさか樹里ちゃんが男を連れ込むとは…
　　　　見かけによらず侮れないぜぇ……！」

七瀬「…………」










美來「きッさまァー！」










美來「どこの誰だから知らんがうちのかわいいかわいい樹里に近づくとは許さんッ！
　　　　キサマの作戦目的とIDは！？」

樹里「ちょ、ちょっとお姉ちゃん……！」

ネーグ「……お前のねーちゃんなのか、コイツ」










七瀬「……美來もたまにはいいことをするわね」

縒良「え……？」

緑竜のこころ その3 by長そで 縒玖良と愉快な？爆丸たち Comment(0)

・前回のお話はこちら

 

緑竜のこころ その2 by長そで 縒玖良と愉快な？爆丸たち Comment(0)

・前回のお話はこちら

 

緑竜のこころ その1 by長そで 縒玖良と愉快な？爆丸たち Comment(0)

ネーグ「んーーーー！」










ネーグ「いい天気だな……！」










「あのー……」

ネーグ「おう？」










樹里「いい加減ベランダじゃなくて中入れば……？」

ネーグ「あ？」

樹里「ていうかなんで最近ずっとうちのベランダにいるの…？」










ネーグ「そりゃおめー、お前らんちで張ってるのが、一番ミラージェに会える
　　　　　可能性が高いからに決まってんだろ。残り一体のエンシェントがどこにいるか
　　　　　わからない以上、そっちを闇雲に探すより、こっちで張ってミラージェを叩いた方が
　　　　　まだやりやすいってことだ」

樹里「あー……それなんだけど……残りの古代爆丸さんは、もう全部うちにいるんだ」










ネーグ「まじで？」

樹里「うん、まじで」

ネーグ「ってことはもう、ほんとにあいつが狙うとしたらここしかないってわけか……
　　　　　やっぱりここで張ってるしかねえな」

樹里「はあ……そこまでするぐらいなら私達と協力してくれればいいのに……」

ネーグ「だから、それはしねえって言ってんだろ。ここに張ってんのも、
　　　　　あいつが現れたらすぐ俺たちが相手をできるようにしてるだけだ」

樹里「こうなってる時点でもう関わるとか関わらないとかって次元じゃないと思うんだけど」

ネーグ「うぐ……いやだがな！それでもお前らやお前らの爆丸を危険にさらすよりはいい！」










ネーグ「あのクソ野郎の身勝手に付き合わされるのは、俺たちだけで十分だ。
　　　　　そうだろエイヴィア？」

エイヴィア「…………ああ、そうだな」










樹里「もう……エイヴィアさんまで……」

ネーグ「俺とエイヴィアは、この身に代えてもミラージェの計画を打ち砕く、
　　　　　そう誓い合った仲だからな。俺とエイヴィアの心は一つだぜ」

樹里「エイヴィアさんたちなら危険な目に合わせてもいいの？」

ネーグ「そりゃあ、ホントのこと言えばそうしたくはないがよ、俺もあいつもバトラーで、
　　　　　これが爆丸絡みである以上、俺一人だけじゃどうにもならないからな。
　　　　　悪いとは思ってるが……せめて道連れはこいつらだけに留めたいんだよ」

樹里「バトラーか……」










樹里「わかった。じゃあネーグ、一つ提案があるんだけど」










ネーグ「提案だぁ？」

和解？ by長そで 縒玖良と愉快な？爆丸たち Comment(0)

ネーグ「樹里、俺にもやっと整理がついたぜ。意地張ってて悪かったな」










樹里「ネーグ……わかってくれたんだ……」

ネーグ「ああ。これからは力を合わせてミラージェと戦おうぜ！」

樹里「うん……！」

ネーグ「ただし……」

樹里「ただし…？」












「俺はお金で動く」










（ｶｯ















樹里「！？」（ｶﾞﾊﾞｯ

Mハーデス「（ﾋﾞｸｯ」

樹里「ゆ、夢か……」

Mハーデス「何の夢を見たの……？」