隻腕の海老 その2 by長そで 縒玖良と愉快な？爆丸たち Comment(0)

・前回のお話はこちら

縒玖良「暴走爆丸が出たっていうの、この辺やね！」




フォス「どこかな、今回の爆丸」




スタッグ「ちょっ、ちょっと離してほしいne! なんでMeまで！」

Aパーシバル「最初の事件以降すっかり居候、何もしないでタダ飯食らい。
　　　　　　　　　たまには健康的に働いてみるのも悪くないんじゃないのか」

スタッグ「Noooo! ここMe意外にも居候たくさんいるじゃないですKa！」

フォス「みんな必要とあれば協力はしてくれるいい人たちだよ」

スタッグ「Nooo！」




フォス「それともなに？そろそろ出てく？」

縒玖良「うち以外でも食べるもんはあると思うよ？」

Aパーシバル「ま、お前がありつけるかどうかは知らんがな」

スタッグ「gununu…」




「グルルル！！」

縒玖良「ん」

フォス「この声は」




「ガルルル！！」

「ｼｬｰｯ！」




縒玖良「あの子らやね」

フォス「みたいだね」




縒玖良「暴走爆丸がおる、ってことは……」








Aパーシバル「縒玖良、今はあの少女のことは後回しにしよう」

フォス「とりあえず暴走を止めるのが先だよ」

Aパーシバル「どのみち、連中の狙いがフィールドのエネルギーだとすれば、
　　　　　　　　　バトルが終わるまでには必ず現れるはずだ」




縒玖良「わかった！」

『Gauntlet activate』




縒玖良「ガントレット、チャージオン！」




縒玖良「ゲートカード、セット！」




縒玖良「スタッグ、別に戦いたくないんやったら、戦わんくていいよ」

スタッグ「he?」

縒玖良「うん、勢いで連れてきてしまったけど、いざこうなると、
　　　　　やっぱ戦いたくないんに無理やり戦わせるなんてできんし」




縒玖良「その代わり、見とって。うちらの戦い」

スタッグ「y…Yes…なんか調子狂うne…」




縒玖良「よし、じゃあもっかいゲートカードセット！」




縒玖良「爆丸シュート！ ポップアウト、ルミナ・アルファ・パーシバル！」

Aパーシバル「よし！」




豹ジャガード「ｹﾞｰﾄｶｰﾄﾞ!ｼｬｱ!」

フォス「あっ、喋ってる」




 ブラストヴェガ「ガルルル！」




ブラストヴェガ「ジャア！」

Aパーシバル「いきなりバトルか、あまりPLが高いようには見えないが…」




＜光属性アルファ・パーシバル：570G＋JP100＝670＞
＜風属性ブラスト・ヴェガ：500G＋JP20＝520＞

縒玖良「ジャッジポイントも楽勝やし」

Aパーシバル「いや、待て縒玖良。このゲートカードの効果を見ろ。
　　　　　　　　　バトルに勝てばアビリティを一枚使えなくなるぞ。
　　　　　　　　　絶対値を使って負ける手もあるが、どうする？」




縒玖良「んー、勝たんと意味ないしここはこのままいってみよ」

Aパーシバル「わかった！」




Aパーシバル「というわけだ、わるいな！」

ブラストヴェガ「ギャア！」




縒玖良「む、デッドリードライブか」




ブラストヴェガ「ｹﾞｯｹﾞｯｹﾞｯ」




ブラストヴェガ「ガギギッ！」

Aパーシバル「なっ、バトル後アビリティか！
　　　　　　　　　しかもまたアビリティを捨てさせるタイプだと！」




縒玖良「あ、ツインディストラクター……」




縒玖良「アっちゃん…」

Aパーシバル「どうも連中、デッキ破壊型のアビリティを持ってるようだな。
　　　　　　　　　こちらは私とフォスだけで頭数が少ない、
　　　　　　　　　その上さらにアビリティまで削られたら厳しいぞ」

フォス「ツインディストラクターまで持って行かれたし、
　　　　迂闊にバトルも仕掛けられない…」




縒玖良「だいじょぶ、こっちは赤がなくなっただけやし、バトル用の
　　　　　アビリティは全然無事やもん！」

Aパーシバル「だが、慢心はするなよ縒玖良」

縒玖良「わかっとるって！」




スタッグ「…………」




（続く