はっぴーさまーうぇでぃんぐ by長そで 小劇場 Comment(4)

ランド「ん～、ゴホン…」










ランド「……なんだっけ」

テクノ「なんで最初っからド忘れしてんだバカ。汝イズミは、からだ」

ランド「おう」










ランド「えー、汝イズミは、レスキューを夫とし、健やかなる時も病める時も、
　　　　共に助け合い、敬い合い、愛し合うことを誓いますか」

イズミ「誓います」










ランド「汝レスキューは、イズミを妻とし、健やかなる時も病める時も、
　　　　共に助け合い、敬い合い、愛し合うことを誓いますか」

レスキュー「誓います」

ランド「…………」

レスキュー「…………」










ランド「……なんだｋｋ

テクノ「だー、キスだキス」

ランド「おう、それだ」










ランド「では愛の証人たる皆の前で、誓いの口付けを」










イズミ「レスキューさん」










レスキュー「イズミ」

 

前夜 by長そで 小劇場 Comment(0)

（ｼﾞｬｰﾝｼﾞｬｯ ｼﾞｬｼﾞｬﾝ ｼﾞｬｯｼﾞｬｯｼﾞｬ ｼﾞｬｰﾝｼﾞｬｼﾞｬｼﾞｬｯｼﾞｬｯｼﾞｬﾝ










（そ～










ラースタ「縒玖良、邪魔しちゃだめだよー」

縒玖良「うにゅ！じゃ、じゃまじゃないし！」

ラースタ「はいはい」










ラースタ「それより、おとんがアイス買って来てくれたからたべといで♪」

縒玖良「アイス！？わかった、たべてくる！」










テクノ「……わりぃな、ラースタ」

ラースタ「ううん、全然。もう明日だし、みゅーらんたちの気合が入るのも分かるしね」










テクノ「ミュラのやつ、今回ばかりは特別気合入ってるしな」

ラースタ「やっぱり、いずみんだからかな？」

テクノ「だろうな。この家じゃ数少ない、瑳音達姉妹以外の神姫同士だ。
　　　　そんなイズミに娘ができるとなりゃ、ミュラだって嬉しいんだろ」










（とっ

テクノ「！」










テクノ「レスキュー！どうだった？」

ラースタ「おわったの！？」

レスキュー「ええ。こういう時は……母子共に健康です、と言えばいいんでしたっけ」

ラースタ「やった！さっすがれすきゅん！」

テクノ「ほんとにやったな！」

レスキュー「ええ」










レスキュー「CSCは既にセット済み、あとは明日、灯を入れれば娘の誕生です」

その時妻はツヤツヤしていた by長そで 小劇場 Comment(0)

縒玖良ー、そろそろ寝なさいよー

縒玖良「えー」

はいはい、良い子だから、ね

縒玖良「むー、じゃあフォっちゃんも一緒に寝る」

だから何度も言ってるでしょ、フォっちゃん一緒はだめだって










縒玖良「でもフォっちゃん、女の子ばっかりのとこで寝ても気にせんよ？ ね？」

フォス「え、いや、それはその……」

いやだからいくら草食系爆丸男子のフォっちゃんといえど娘と同じ布団はお父さん許しませんよ…
じゃなくて、ほら、その、フォっちゃんは優しくて真面目な子でしょ？

縒玖良「うん」

だからほら、女の子に囲まれて寝てたら、気を遣って逆に疲れちゃうから、よくないってことだよ。

縒玖良「あー」










縒玖良「そっか、おとんもたまに朝起きたらゲッソリしとることあるもんね」

ぶっ…！

ラースタ「ぷっ♪」

縒玖良「おとんも女の子ばっかりでも気遣うんやね……じゃあしょうがないねフォっちゃん……」

フォス「そ……そう、だね……」

 

単細胞 by長そで 小劇場 Comment(0)

（ｶﾞｼｨ!










ランド「ぐぐぐぐ……」










美來「未熟！未熟！未熟千万！だからお前は」










美來「カットバックドロップターン！」

ランド「適当だな！？」










ランド「ごふっ……！」

美來「威勢だけはよし！だがお前をねじ伏せることなど、私にとっては朝めし太郎！
　　　　おかーめかめかめうま納豆！」










瑳音「うわ、なにやってんですか美來さん。ランドさんまだ起動して間もないのに」

美來「フ、パワータイプと聞いたので格の違いを教えてやｒ
　　　　いやいや、正々堂々手合わせをしていただけでござるよデュフフ」

瑳音「本音ダダ漏れですよ」









瑳音「まったく……レスキューさんに直してもらわないと……」

ランド「……」










ランド「でやああ！」

美來「びっくりドンキー！」










ランド「くそ、ゴリラ女め！まだ終わってないからな！行くぞオラァ！」

美來「土の味が忘れられんと見えるファッティタイガー！べコベコに凹んで、
　　　　ハートフルな板金屋に泣きながら駆け込みたいと見てよろしいですね！？」


瑳音「（あぁ、もう放っておきましょう……）」

黄色いまっちょ by長そで 小劇場 Comment(2)

縒良「れすきゅんー、それってなんだっけー。最近ずっといじってたけど」

レスキュー「はい、一言で言えば、今度生まれる娘のボディガードですね」










レスキュー「私とイズミは職業柄、いつでも必ずあの子の傍にいてあげられるとは限りません。
　　　　　　　一年前の事件のようなことが起これば、負傷者の手当てで二人ともフル回転で
　　　　　　　対応に当たらなければならないことも考えられます。
　　　　　　　だからそんなときでも娘の面倒をみて、守ってくれる世話係を、と思いまして」

縒良「はー、なるほどね。しかしなんていうがだいぶゴツいね」

レスキュー「市販のLBXをベースにAIを搭載して自律稼動できるようにし、
　　　　　　　さらに独自の調整を施してあります。救助活動での活躍なども期待して、
　　　　　　　かなりパワータイプにチューンしていますよ」

縒良「へー」










レスキュー「よし、最終調整も完了。起きなさい、ランド」










（ｳﾞｩﾝ










ランド「うぉし！よぉ、はじめましてだな旦那！」

レスキュー「はい、おはようございますランド。気分は如何ですか」

ランド「おう！上々だぜ！で、俺は何をすればいいんだ！？
　　　　どうやらまだお嬢は起きてねぇようだな！」

レスキュー「ええ、娘はもうしばらく後に起動する予定なのです。
　　　　　　　なので、それまであなたには、社会勉強をしてほしいのです。
　　　　　　　といっても難しいことはありません、気楽に、普通に生活して、
　　　　　　　まずはこの家に慣れてください」










ランド「おっしゃあ！わかったぜ旦那！まずはここに慣れりゃいいんだな！」



「がじがじがじ……」










ランド「がじがじ…？」










ラプト「がじがじがじがじがじがじがじがじがじがじがじがじがじがじ…」

ランド「……………」

レスキュー「…………」

縒良「……………」










ランド「か、変わったペットがいるんだなこの家は……」

レスキュー「え、ええ……」



縒良「あーラプト、お腹減ったんだねー」

ラプト「ぐぐぅ」