風とビジョンと紅蓮の王者 その1 by長そで 縒玖良と愉快な？爆丸たち Comment(0)

パイサントゥス「ｺﾞｺﾞ！」

レンオアム「む、そろそろ来る頃か」










樹里「そろそろって、もしかして例のレンオアムさんの仲間？」

レンオアム「ああ。数日前に偶然、念話可能な範囲内に一人入ってきてな。
　　　　　　　合流するように言っておいたんだ」

Mハーデス「なるほど、よかったわねレンオアム」

レンオアム「ああ。ちなみにどうやら、そっちにも協力者がいるらしくてな。
　　　　　　　護衛として同行してきてくれるらしい」

樹里「協力者？ってことは爆丸バトラーなのかな」

レンオアム「おそらくな」





「「フィールドオープン！」」










縒玖良「！ 樹里姉！」

樹里「うん！今、声が……！」










フォス「なんだろう、廊下の方みたいだったけど……」

ヘリオス「わからねぇが、行ってみるしかねぇな！」

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・

 

 

 

 

 
樹里「あれは……」

 

 

 

 

 
 

 

 

 

樹里「ミラージェと……」

 

 

 

 

縒玖良「……ネーグ！？」

 

 

 

 

樹里「ネーグ！？ネーグってもしかして……！」

縒玖良「うん！一年前、うちらからハブをもってったバトラーやよ！」
 
Aパーシバル「間違いないな」

 

 

 

 

Aパーシバル「ヤツが、ネーグ・コートだ」

 

 

 

 

 
ネーグ「ちっ、来ちまったか。まさかレンオアムの協力者ってのが、
　　　　　あんときの嬢ちゃんたちだったとは……」

エイヴィア「ああ、よりによってな」

 

 

 

 

ミラージェ「どうしたネーグ？ 余所見をしている余裕があるのか？」

 

 

 

 

 
Tウィルダ「ぐはっ！？」

ネーグ「ッ！ウィルダ！」

 

 

 

 

ネーグ「ちっ、野郎……！」

エイヴィア「ネーグ、ここは俺が行く……！」

ネーグ「ああ、頼むぜ相棒……！」
 
 

 

 

 

 ネーグ「爆丸シュート！ポップアウト、ゼフィロス・エイヴィア！」

エイヴィア「ここで止めなければ……！」

 

 

 

 

ミラージェ「爆丸シュート！」

 

 

 

 

煌ドラガオンM「失せろ」

エイヴィア「かはっ……！」 

 

 

 

 

ネーグ「くっ……エイヴィア！」

エイヴィア「ネーグ……すまん……！」

 

 

 

 

 
レンオアム「アンフィス！無事だったか！」

アンフィス「レンオアム……ああ。だが今ので丁度決着だ。再会を喜ぶことは出来ないようだ」

レンオアム「くっ……しかしなんだあれは、ヤツはいつの間にあの姿になった！？」

アンフィス「私もさっき初めて見たところだ」

 

 

 

 

アンフィス「煌ドラガオン……！」

 

 

 

 

ミラージェ「クク、中々凛々しいだろう？ この姿ではこれが初の実戦だが、
　　　　　　　私としても期待以上だ。なぁ、ドラガ？」 

 

 

 

 

煌ドラガオンM「ああ……やはりヤツらのエナジーは格別だったようだな。
　　　　　　　　　　一部を抽出して得ただけで、ここまで進化できるとは。
　　　　　　　　　　エンシェントどもよ、中々美味だったぞ」

 

 

 

 

煌ドラガオンM「あのヒルドルとかいう古代爆丸の高純度のノヴァエナジーは！」 

 

 

 

 

レンオアム「ヒルドルのノヴァ・エナジーだと！？」

アンフィス「ヒルドル……！ヤツらの手に落ちていたか……！」

 

 

 

 

ウォブニア「安心しろ、エナジーの一部を抽出しただけだ、
　　　　　　　眠ってはいるが、死んではいない。お前たちもすぐに会えるさ。
　　　　　　　とくに、今のバトルの賭け対象であるアンフィス、お前はな」

 

 

 

 

アンフィス「ぐっ……！」

レンオアム「アンフィス！」

アンフィス「レンオアム、残りの仲間たちだけは……！」
 
 

 

 

 

（ﾊﾟｼｭ

スピッド「ｷｨ」

 

 

 

 

ミラージェ「これで二体目だ。実戦テストとエンシェント回収、一石二鳥で助かる」

 

 

 

 

ミラージェ「さて、助かるついでに、そこの小娘たちが預かっていてくれた爆丸も
　　　　　　　そろそろ返してもらうとしようか」

 

 

 

 

ミラージェ「大人しく渡すならよし、嫌だというなら俺を倒すのだな。縒玖良？」

縒玖良「渡すわけ、ないやろ」

 

 

 

 

フォス「選択肢は他にない、ってとこだね」

縒玖良「うん」

ヘリオス「へっ、この前みたいに返り討ちにしてやるぜ」

Aパーシバル「だが気をつけろ、あのドラガオン、煌ドラガオンは、
　　　　　　　　　ドラガオン族の中でも上位の種族だ」

 

 

 

 

ネーグ「おいよせ！お前、今のバトル見てなかったのか！」 

縒玖良「見とったけど、だからって大人しくレンオアムを渡すわけにいかんやろ」（ｶｼｬ

ネーグ「だけどよ……！」

縒玖良「ほっとくわけにいかんから！」

 

 

 

 

ミラージェ「フ、相変わらず小さいのに度胸がある。その点は認めよう。
　　　　　　　しかし今回は、残念ながら俺が勝たせてもらう。　
　　　　　　　前回はドラガは進化したての身体を慣らすために留守番をしていてな
　　　　　　　今回は本来の力を発揮できるというわけだ」

縒玖良「そんなんうちには関係ないし！うちが勝ったら、その爆丸……
　　　　　アンフィスやっけ、返してもらうからね！」

ミラージェ「いいだろう」

 

 

 

 

縒玖良「よし、じゃあ始めるよ！！ガントレット、チャージオン！」 

 

（つづく！