愛をとりもどせ！！（前編） by長そで 小劇場 Trackback() Comment(0)

アニメイテッド日本展開とかマジかよ！
正直、アニメイテッドにはあんまり興味がない自分としては、
へケヘケ再開の希望が絶たれてちと残念ではあるのですが
だいたいのTFファンは日本展開を望んでいたと思うので、ここは素直におめでとうと言っておきましょう。
来年はしばらく、過去の取りこぼしを漁るかなー……
とか言いながら、いざそうなったら案外どっぷりハマってたりして（ぉ
しかし出来はいいものが多いと評判ですが、あのデザインは日本の子供達の眼にはどう映るんでしょうね。
さぁ、吉と出るか凶と出るか……









雪名（白魔）「そういえば、お二人の頭の飾りはよく似ていますねー」

ラースタ（白黒）「あ、頭のこれ？」

瑳音（黒）「ラジエータホーンですね。一応、放熱板なんですよ」

雪名「そうなのですかー」











瑳音「元々、マスターが私に作ってくれたものが最初だったのですが、
　　　　二年前にラースタちゃん達と始めて会うことになったとき、マスターがプレゼント用に作ったのが、
　　　　ラースタちゃんのやつなんです」

ラースタ「そう。これがセンセーからボクへの、最初の贈り物だったんだよ」

雪名「わぁ、そうだったのですか」



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縒良（軽黒）「パパからママへの、最初のプレゼント、ねぇ」

縒名（軽白）「始めて会う前から作ってたなんて、パパって一目惚れだったのかな？」

雪名「一目惚れ……なんだかロマンチックな響きですね」

縒名「え、そ、そうかな……？」


コトッ







縒良「あ」


カラカラ







ポトッ

シュトルヒ「クェーッ！」










縒良「ああっ、ママのツノが！ ど、どうしよう！？」

縒名「とりあえず追っかけなきゃ！」

雪名「あの鳥さんは、どこへ行くのでしょう……？」

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縒良「どうしよう……見失っちゃったよぉ……」

雪名「いったい、どちらへ行かれてしまったのでしょう……」

縒名「と、とりあえず三人で手分けして探そう！ そんな遠くへは行ってない筈だよ！」



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雪名「中々見つからないです……あ」










雪名「あ、見つけました！　サソリさーん！」










雪名「すいません、それはおかあさんの大切なものなので、
　　　　どうか返していただけないでしょうかー」

スコポン「…………」










スコポン「キシャーッ！」

雪名「わっ、すいません。何か御気に触るようなことを言ってしまったのでしょうか。すいません」

スコポン「シャーッ！」

雪名「あ、あの……！」










ブラギ「姫、危ない！」

スコポン「シャッ！？」

雪名「あっ、ブラギさん！」










ブラギ「姫、ご無事ですか！？」

雪名「はい、なんとか……」

ブラギ「よかった。こやつは、話して聞く相手ではありますまい」










ブラギ「あちらに武装を用意しました。よろしければ」

雪名「はい、ありがとうございます」










雪名「……よし、です」










雪名「ブラギさん、お待たせしまし――」










ブラギ「ぐはっ！？」

雪名「ブラギさん！」










雪名「やはり……お話は聞いてくれそうにないのですね……」










雪名「では……えーと、こういうときは……い、遺憾の意を表明します！」

ブラギ「姫、まるで政治家です！なんと逞しい！」



かっこよく登場しても、結局二人は天然さんだった。

つづく！（エウレカセブン風に