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プロフィール
HN:
長そで with BB@鉄板 and イリアス
性別:
男性
趣味:
見たまんま&それぞれに他多数
自己紹介:
・長そで
石川県在住の神姫マスターにして、玩ヲタの卵。高校二年で神姫に目覚めた、色々致命的な人。決して高くないバイトの給料を玩具に注ぎ込む駄目人間。兄貴分どころかもはやお義父さんであるBB@鉄板を尊敬と畏怖を込めて"店長"と呼んだり呼ばなかったりする。
長そで宅の神姫達
縒玖良と愉快な?爆丸たちシリーズまとめ

・BB@鉄板
兵庫県在住の大学生神姫マスターにして、ひよっ子モデラー。現在、諸事情により更新を無期休止中。
BB@鉄板宅の神姫達

・イリアス(いりあす)
神奈川県在住のT大生神姫マスターにして、そこいらに転がっている自称作家予備軍。バトロン終了に伴い、今後の身の上について目下悩み中。上の二人を呼んだり呼ばれたりする際は唯一呼称を変えたり変えられたりする。
ただいま就活中で更新頻度激落ち。

(c) 2006 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
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2013/04/30  00:00:00
・前回のお話はこちら

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(ガラン



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煌ドラガオンM「ううっ………」



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煌ドラガオンM「!! ミラージェ…おまえ……」



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ミラージェ「フン……」

煌ドラガオンM「余計なことを……」



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エイヴィア「ミラー……ノスミク!」

ミラージェ「エイヴィア……」

エイヴィア「久々にお前の顔を見た気がするな」

ミラージェ「……もう見せないつもりだったのだがな。俺は全てを捨てたのだから」

エイヴィア「捨てたものをまた拾ってはいけないと誰が決めた?
       それに、お前が全てを捨てたとしても、全てがお前を捨てるとは限らない」



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ネーグ「そういうこったな」


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ネーグ「お前がどんだけクソでも、俺にとっちゃ一生兄貴なんだよ。クソ兄貴」

ミラージェ「ネーグ……」



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ミラージェ「悔しいが、私の負けだ。いくら爆丸を苦しめて心を踏みにじっても、
       それで得た力は、お前達を破ることは出来なかった。
       愚かな弟だと言ったが、撤回せざるをえないようだな」



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ネーグ「そりゃどうも。ま、俺もエイヴィアも、俺たちだけじゃこうはできなかった」



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ネーグ「連中のお陰さ」



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縒玖良「ノスミク……ドラガを……。わかってくれたん?」



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ミラージェ「雌雄は決した……お前たちがお前たちの正しさを実証した、
       それだけの話だ。実証された結果には従う、私は科学者だからな」



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ヘリオス「なんだそりゃ?素直じゃねえなあ」

樹里「ネーグそっくりだね」

ネーグ「うるせぇ!」



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ミラージェ「ドラガ……私は――」


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煌ドラガオンM「情けないことを抜かす前に忠告しておくぞミラージェ。
          俺が生み出された日、お前は言ったな?俺を最強の爆丸にすると」



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煌ドラガオンM「例えお前の科学とやらがどれだけ惨めに敗北したとしても、
         俺の栄光への道に敗北はない。貴様には、俺の覇道にどこまでも付き合ってもらう」



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ミラージェ「フッ……なるほど、悪くはないな」



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ネーグ「兄貴……」

縒玖良「ノスミク……」

樹里「手強いライバルになりそうだね、縒玖良ちゃん?」

縒玖良「うん……!」











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レンオアム「本当に、お前たちには世話になったな」



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アンフィス「これで我々も、ようやくワンダーレボリューションに帰ることができる」

ティターニア「私達が元々生きていた時代から、あまりに長い時間が経ち過ぎたわ……
        故郷に戻っても、もう私達を知る者は誰も残ってはいないでしょう。
        でも気の遠くなる月日の間、ずっと帰ることを願い続けた故郷だもの、
        こんなに嬉しいことはないわ」

パック「これもぜんぶ、みんなのおかげだ!本当にありがとう!」

ヒルドル「最後は見事な戦いぶりだったと聞いた。間近で見られなかったのが残念だ」



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縒玖良「フフン、それほどでもないし!」

ヘリオス「めっちゃ威張りながら何言ってんだ」

ヒルドル「……この娘が本当に我々を救ったのか」

アンフィス「…………」

フォス「縒玖良……」



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レンオアム「パイサントゥスは、ここに残ることを決めたんだったな」

パイサントゥス「ゴゴ……」

レンオアム「情けない顔をするな。お前が決めた新しい主、そして新しい道だ。
       漢なら胸を張って行け」

パイサントゥス「ゴッ、ゴッ」

レンオアム「なに?胸を張っても下側にあるから見えない?
       冗談を言う余裕があるなら十分だな」

パイサントゥス「ゴッ!」



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レンオアム「よし、ではそろそろ行くとしよう。勇敢なバトラーと爆丸たち、
       もし縁があったらまたどこかで会おう」

縒玖良「うん、またねみんな!ばいばい!」

フォス「ワンダーレボリューションでも元気でね」



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アンフィス「爆丸バトラーか……友たちがみないなくなった時代にきたのは寂しいが、
       これはこれで面白い時代にたどり着いたのかもしれないな」

ヒルドル「ああ。いずれ我々の中からも、バトラーと組んで
      新たな道を歩むものが現れるやもしれん」

アンフィス「そうだな……自由を謳歌しよう、懐かしく、新しい故郷で!」



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(スゥ



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ネーグ「さてそれじゃ、俺たちもぼちぼち行くかな」

樹里「ネーグは、真っ直ぐ家に帰るの?」

ネーグ「いや、最終的には家に戻るつもりだが、せっかくだし少し寄り道でもしていくさ。
     クソ兄貴を追っかけて旅してる間に、すっかり放浪癖がついちまってな。
     これまではゆっくり世界を見て回る余裕もなかったし、観光でもしながら帰るかな」



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ネーグ「あとまぁ、兄貴もレンオアムたちを解放するだけ解放したら、さっさとどこか
     行っちまったしな。また何か企んでないとも言い切れねえし、
     せいぜい鼻を利かせて旅することにするさ」

樹里「もう、そんなこと本当は思ってないくせに」

ネーグ「へへっ」



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樹里「……また、会えるよね?」



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ネーグ「おう、お前らには色々世話になったしな。
     もし何かあったらいつでも呼んでくれ、次は俺たちが力になるぜ!」



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モナルス「……ごめんなさいね樹里さん、ネーグったら鈍感で」

樹里「えっ!?あっ、いえ、別にそういうんじゃ……!」

ネーグ「あ?なんだよモナルス、なんの話だ?」

モナルス「自分で考えなさい。幸い、時間はこれからたっぷりあるでしょ」

ネーグ「はぁ?」



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エイヴィア「縒玖良……本当にお前たちには世話になったな。心から礼を言うぞ」



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縒玖良「ううん。こっちこそ、エイヴィアたちが協力してくれんかったら、ノスミクを
     止められんかったし。あんやと、エイヴィア」

エイヴィア「ノスミクに一撃を入れるとしたら、きっとお前達をおいて他に適任はいなかった。
       お前たちと友になれたことを、俺は誇りに思う」

縒玖良「えへへ……うん!うちもうちも!」



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縒玖良「また遊びに来まっし、みんなで!うち、まだネーグにリベンジしてないしね!」



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エイヴィア「ああ。うちのはバカだが強いぞ。腕を磨いて待っていろ」

縒玖良「のぞむところやし!」



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ネーグ「そんじゃ、じゃあなみんな!」

エイヴィア「いずれまた会おう」

Tウィルダ「また会う、楽しみ!」

モナルス「また必ずネーグを連れてくるわね、樹里さん♪」



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Mハーデス「樹里ちゃん、行かせちゃってよかったの?」

樹里「も、もう…!ハーデスさんまで、やめてよ~!」

Mハーデス「うふふ♪」











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ミラージェ「……エンシェントの解放を持って計画は破棄、よってお前の助手の任も解く、
       といったはずだが?」



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ウォブニア「私の主は、あなたを置いて他におりません」



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ミラージェ「フン……まぁ、連れは多い方が楽しいか」



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煌ドラガオンM「らしくないことを言うようになったな?」

ミラージェ「成長したと言ってくれ。今が伸び盛りでね」

煌ドラガオンM「そいつはいい、バトラーとしての成長にも是非期待したいところだ」











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Kパーシバル「はー、しかしそうですか。なんとか無事に治まりましたか」

Aパーシバル「ああ、今回もなんとか一件落着だ。毎度だが、
         縒玖良といると退屈しないよ」

Kパーシバル「ははは、そうみたいですねぇ。しかし結局、ミラージェ・アパリションは
         原初の統火メタルクロスを持ったまま姿をくらましちゃったということですか」

Aパーシバル「ああ、そういえばそうなるな」

Kパーシバル「はぁ…どうせ改心したのなら、ついでにどこかの研究機関に預けてくれれば
         よかったのに……考古学的にすごい価値があるんですけどねあれ……」



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Kパーシバル「あ、そういえば原初の統火メタルクロスといえば、なんですが
         アルファさんに情報を頂いてから、一応私なりに調査してみたんです。
         そうしたら、少し面白いことがわかりましてね」

Aパーシバル「おもしろいこと?」

Kパーシバル「ええ」



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Kパーシバル「伝承においてドラガオンがクロスを残していったとされる地は、    
         彼らの時代には集落が存在したものの、後の時代に放棄され、   
         居住していた爆丸たちは他の土地に移住したとされているんです。
         統火メタルクロスについてもその土地の放棄とともにあやふやになり、
         ミラージェが偶然発見するまで、長らく所在不明とされてきました」

Aパーシバル「勇者ゆかりのありがたい品も、時と共に忘れ去られた、ということか。 
         まぁ歴史的に見てそんなに珍しいことでもないな」

Kパーシバル「ええ。つまり学会の見解ではこれまで、勇者ドラガオンと統火クロスに関する伝説は、
         その土地にいた爆丸の子孫の間ではとっくに風化したものだと
         思われてたんですよ」



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Kパーシバル「ですが今回の件を受けて、知り合いに改めてこの件に関する調査を
         依頼したところ、それが間違いだったことが分かりました」

Aパーシバル「何が分かったんだ?」

Kパーシバル「はい、統火クロスを受け取った爆丸たちの子孫が移住したとされる土地を
         いくつかの断片的資料から特定し、現地で聞き取り調査を実施した結果、
         ドラガオンの伝承は、炎の神殿に伝えられているものとほぼ同じまま
         現代まで語り継がれていたことがわかったんです」

Aパーシバル「伝承が風化せずそのまま残っていた…?じゃあ統火クロスは、
        なぜ一緒に受け継がれなかったんだ?」



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Kパーシバル「そこなんですよ。つまり放棄された土地から統火クロスが発見されたのは、
         彼らがその存在を忘れたからではない、という可能性が出てきたんです」

Aパーシバル「なるほど、そうなると色々な可能性が出てくるな。
         管理をしていた爆丸の不手際、闘争の火種となることを恐れての
         意図的な放棄、理由はいくらでも考えられる」

Kパーシバル「ええ。何故彼らは勇者ゆかりの品を放棄する土地に置いていかねば
         ならなかったのか、実に興味深いところですね」



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Kパーシバル「まぁ私の所属しているラボは、あっちの地方の調査とは無縁ですから、
         直接研究することはないですけれど、知り合いがあちらにはいるので、
         もしまた何かわかったらお教えしますよ」

Aパーシバル「そうか。何か進展があるといいな」

Kパーシバル「ええ。さて、それじゃあ私はこの辺で今日は失礼します」

Aパーシバル「ああ、わざわざありがとう。お休み」

Kパーシバル「おやすみなさい」



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Aパーシバル「統火クロスが置き去りにされた理由……か。古代史の謎、
         といえば格好は良いが、何か胸騒ぎがするな……」







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