Dr.レスキュー診療所2009その４ by長そで 小劇場 Trackback() Comment(0)

前回までの産業あらすじ






 

強奪
衝突
落下




 

 

 

 

イズミ（茄子）「先生っ！」

希亜良（犬）「よせイズミ！ その速度で降下したら、床に激突するぞ！」

イズミ「でも、先生を助けないと！」

 

 

 

 

レスキュー「こうなったら……武装っ！」

 

 

 

 

レスキュー「ふぅ……武装に反重力ソーサーがなければ即死でしたね……」

 

 

 

 

レスキュー「――って、え！？」

レスキュー「い、イズミ！？」
 

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イズミ「…………う……うーん……」












レスキュー「目が覚めましたか？」

イズミ「先生……私、一体……？」













レスキュー「私を助けようとして、床に激突したんです。幸い、コア周辺は無傷だったので、大事には至りませんでしたけど」

イズミ「先生は、どうやって？」

レスキュー「私は、武装に飛行能力があったので、それで大丈夫だったんです。迷惑をかけてすいません」

イズミ「いえ……」












イズミ「私、こそ迷惑かけてすいません。だめですね、私……すぐ失敗するし、こうやって先生に迷惑かけちゃうし」

レスキュー「失敗は悪ではありません。イズミは真面目にやっていますしね。それに今回は、失敗というより、危険を承知で飛び込んだんでしょう？」

イズミ「はい……すいません」

レスキュー「いえ……」











レスキュー「自身の身を顧みず人を助けようとするほどの根性は、他人の命を預かる者として、立派なものですよ」

イズミ「先生……」

レスキュー「それに、少し不謹慎ですが、私も嬉しかったですしね。ただし、今度からはもう少し、自分を大事にしてください」

イズミ「先生……っ」












イズミ「う……うわぁぁぁぁん！」

レスキュー「よしよし……ありがとうございます、イズミ」

イズミ「せんせぇ～……」






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ラースタ（白黒）「ふふふ……なんだか、ボク達が応援するまでもなく距離は縮まったみたいだね」

シーパン「（カサカサ……）」




しかし、レスキュー先生は微妙に鈍感。
二人は、これから更なる親密な関係にたどり着けるのか！？ それはまた機会があれば（ぉ