おねーちゃんのやくわり by長そで 縒玖良と愉快な？爆丸たち Comment(0)

樹里「はぁー……」










七瀬「……また美來が何かやらかした…？」

樹里「ううん、そうじゃないんだけど……」










樹里「この前、また例のネーグっていう爆丸バトラーと会ったの、
　　　そしたらまた関わるなとか戦うなとか言われちゃって……
　　　悔しいけど……私その時、敵に負けちゃったから、
　　　言い返しはしたけど、なんか……情けないなぁ、って」

七瀬「そう……歯痒いわね、したいことと現実が噛み合わないのは」

樹里「うん……」










七瀬「でも樹里は立派……縒玖良も……」

樹里「えっ……？」

七瀬「二人とも、自分たちが本当にしなければいけないことだと思うから、
　　　負けても諦めないし、譲れないんでしょう……」

樹里「うん……」

七瀬「……まず最初にその気持ちがなければ、いつまでたっても届かない。
　　　今は自分が情けなくても、あなたはきっとそのままでは終わらない。
　　　……だって樹里は、私達の自慢の妹だから」

樹里「お姉ちゃん……」










七瀬「……今は悩みなさい樹里。縒玖良は特訓をして次の戦いに備えたりしたって聞いたわ。
　　　　縒玖良らしい……正面突破の進み方ね。
　　　　なら私は、樹里には樹里の役割があると思うの……」

樹里「私の役割……」

七瀬「そう、樹里の役割。縒玖良の姉として、あの子にはできないことをするの」

樹里「……うん」










樹里「私の役割……か……」

壱号「（ｽﾋﾟｰ…」