三・色・強・襲 その2 by長そで 縒玖良と愉快な？爆丸たち Comment(0)

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樹里「女神の恩恵……！？」

ウォブニア「グリーンアビリティ女神の恩恵は、バトルに負けた場合、相手のアビリティを一枚奪い
　　　　　　　自分のアビリティとして使うことが出来るようになる、バトル終了後アビリティだ」










ウォブニア「このフリーダム・フィールド、頂くぞ」

樹里「そんな……！」










樹里「ならこっちもバトル終了後アビリティ、2プレスサイレント！」










樹里「そこのルミナ・コンテスターさんを2ターン封じます！」

コンテスター「あっ！？自分まだ何もしてないのに！？（ｶﾞﾋﾞｰﾝ」










コンテスター「ひどい……」

ウォブニア「ぼやくな。それよりこちらのターンだ。早速使わせてもらうぞ、
　　　　　　　アビリティ発動！フリーダム・フィールド！」










ウォブニア「アクセラのいるゲートをまるごと動かさせてもらう！」










ウォブニア「そしてカーブで爆丸シュート！ポップアウト、サブテラ・キマイラッ！」

キマイラ「さて、本番はこれからなのだよ！」










ウォブニア「ゲートカードオープン！スナップゾイド！」

＜土属性ガーゴノイド：480G＋150=630＞
＜土属性キマイラ：600G＋150=750＞

ガーゴノイド「ダメだ、僕じゃ届かない…！」










ウォブニア「そうだ、お前には届かないし、届かせはなしない！
　　　　　　　アビリティ発動、ブルー・グリーンコンバイン！ブルーのアビリティを使用不能にする！」










ウォブニア「そしてお前には、もうグリーンのアビリティは残っていない」

樹里「くっ……ガーゴノイドさん！」










キマイラ「消えろ」

ガーゴノイド「うわあああっ！」










キマイラ「こちらも一枚だな」

ウォブニア「ああ、いい動きだキマイラ」










樹里「ガーゴノイドさん……ごめんなさい……」

ガーゴノイド「樹里さんのせいなんかじゃありません……せめて僕にもっとパワーレベルがあれば……」

Mハーデス「くっ……」










樹里「あの人、出来る……」










樹里「ゲートカード、セット！」










樹里「ごめんなさいガーゴノイドさん、もう一度、行ける？」

ガーゴノイド「僕の力が必要なら、僕はいつでも戦いますよ…！」

樹里「ありがとう……ガーゴノイドさん……！」










樹里「爆丸シュート！サブテラ・ガーゴノイドさん！」

ガーゴノイド「何度でもやってやります！」










樹里「この布陣で、アクセラにダブルスタンドはさせません！」










ウォブニア「なるほどな。優秀なようだが……お前は守備を重視しすぎだ」










ウォブニア「爆丸シュート！ポップアウト、サブテラ・キマイラ！」

キマイラ「ふん」










樹里「次は……センチピードさん！」

センチピード「ｷﾞｭｲｷﾞｭｲ!」










樹里「爆丸シュート、ポップアウト、サブテラ・センチピードさん！」

センチピード「ｷﾞｭｷﾞｭｲ!」










ウォブニア「さてと、コンテスターそろそろ出番だ」

コンテスター「うむ、使用不能も解けた、自分に任せてくれ」









ウォブニア「アビリティ発動！ライトニングショット！」










ウォブニア「爆丸シュート！ポップアウト、ルミナ・コンテスター！」

コンテスター「はっ！」

キマイラ「見事だウォブニア、ダブルスタンドだ」










ウォブニア「よくやったぞお前たち、これでラストワンだな」









ウォブニア「そしてライトニングショットは、シュートしてスタンドした場合発動する、
　　　　　　　光属性専用アビリティカードだ」










ウォブニア「お前が獲得したゲートをフィールドに戻し、私が好きに配置できる！」










樹里「そんな……これじゃあ振り出しに……」

Mハーデス「なんて厄介なの……最初のバトル自体、アビリティを奪ってゲート獲得はチャラにする、
　　　　　　　こちらを勝たせることを前提としたものだったなんて……」

樹里「もうこれじゃ逆転なんて……」









Mハーデス「樹里ちゃん……最後まで諦めちゃダメ」

樹里「ハーデスさん……」

Mハーデス「たとえ絶望的な状況でも、ベストを尽くさないと運だって味方してくれなくなるわ」

樹里「うん……ごめん、弱気になって。ごめん、ハーデスさん」










樹里「とにかく、まずは一番狙われやすそうな位置のガーゴノイドさんを回収しなきゃ！
　　　爆丸シュート！ポップアウト、サブテラ・ミリアド・ハーデスさん！」

Mハーデス「いいカーブよ！」

ガーゴノイド「ダブルスタンドですね！」









ウォブニア「茶番に悪あがき……ふん、弱者はいつまでもそうしてほざいていろ」










ウォブニア「爆丸シュート！ポップアウト、サブテラ・キマイラッ！」

キマイラ「これで仕上げだ」

ウォブニア「ゲートカードオープン、VRアリーナNO.5」

＜土属性センチピード：500G＋140=640＞
＜土属性キマイラ：600G＋140=740＞










ウォブニア「さらにアビリティ発動！ダークネスオーダー！
　　　　　　　このアビリティによりキマイラは＋100され、
　　　　　　　さらにお前は残ったアビリティのうち一枚を捨ててもらう」

＜土属性キマイラ：600G＋140＋100=840＞










樹里「残ったアビリティは一枚だけ……お願い！アビリティ発動！絶対値の駆け引き#1！」

＜土属性センチピード：500G＋140＋200=840＞










ウォブニア「フッ、今ダークネスオーダーが捨てさせたカードは、結束する大地だったな。
　　　　　　　あるいはそれが逆だったら、このバトルぐらいは勝てていただろうに」










ウォブニア「ゲームオーバーだ。アビリティ発動！輝ける闇の住人！」

＜土属性キマイラ：600G＋140＋100＋80=920＞

ウォブニア「このアビリティもダークネスオーダーと同じく相手のアビリティを捨てさせる効果があるが……
　　　　　　　まぁ、既にアビリティが一枚もないどころか、敗北が決まったお前には無用だな」










キマイラ「まぁ、そこそこ面白かったぞ」

センチピード「ｷﾞｭｳ……」

樹里「センチピードさん！」










キマイラ「最後の一枚だ」

ウォブニア「よくやった。これで、パックをミラージェ様にお届けすることが出来る」









樹里「負け……ちゃった……」

パック「樹里さん……！」










樹里「ごめんなさい……本当にごめんなさい、パックさん……」

パック「樹里さんたちは悪くありません……むしろ僕らのために戦ってくれて、感謝して……」










ウォブニア「別れの挨拶は手短にしろ。パック、早くこい。我が君を待たせるな！」









「ようウォブニア、随分調子良さそうだな？」

ウォブニア「！？」










樹里「！？」










ウォブニア「お前は……」

ネーグ「じゃあ次は、俺たちと遊んでくれよ。そいつを賭けてな！」






（つづく！