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プロフィール
HN:
長そで with BB@鉄板 and イリアス
性別:
男性
趣味:
見たまんま&それぞれに他多数
自己紹介:
・長そで
石川県在住の神姫マスターにして、玩ヲタの卵。高校二年で神姫に目覚めた、色々致命的な人。決して高くないバイトの給料を玩具に注ぎ込む駄目人間。兄貴分どころかもはやお義父さんであるBB@鉄板を尊敬と畏怖を込めて"店長"と呼んだり呼ばなかったりする。
長そで宅の神姫達
縒玖良と愉快な?爆丸たちシリーズまとめ

・BB@鉄板
兵庫県在住の大学生神姫マスターにして、ひよっ子モデラー。現在、諸事情により更新を無期休止中。
BB@鉄板宅の神姫達

・イリアス(いりあす)
神奈川県在住のT大生神姫マスターにして、そこいらに転がっている自称作家予備軍。バトロン終了に伴い、今後の身の上について目下悩み中。上の二人を呼んだり呼ばれたりする際は唯一呼称を変えたり変えられたりする。
ただいま就活中で更新頻度激落ち。

(c) 2006 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
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2011/01/31  19:28:24

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希亜良「そういえばお前、烏丸さんから頂いた刀を使ってるところを全然見ないが、
     あれは一体どうなったんだ?」

瑳音「鋼月のことですか?あれなんですけど…実はちょっと不思議な刀で…」

希亜良「不思議?どういうことだ?」

瑳音「まぁ、持ってみればわかると思います。ちょっと待っててくださいね」



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希亜良「ふむ、これが……」

瑳音「抜いてみてください」

希亜良「ああ」



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(シャキ…



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希亜良「……!」



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(カチン

希亜良「な、なんだこれは……」

瑳音「体から力を吸い取られるような…不思議でしょう?」

希亜良「妖刀……なのか?」

瑳音「どうでしょう……そもそもこれを作ったのは烏丸さんですし、そんなはずはないと思うのですが」

希亜良「調べてみる必要があるな……いや、このテのアイテムのことは、あいつらに聞くか」












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ヴァン「なるほどな……よし、だいたいわかったぞ」



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希亜良「で、結局これは妖刀なのか?」

ヴァン「違うな。正確には、"妖刀になる可能性もある刀"だ」

瑳音「なんだかややこしいですね…」

ヴァン「まぁ結論から言うとな、こいつは不可視の力を極めて集結・増幅しやすい、優秀な器なんだ」

瑳音「器?」

ヴァン「そう」



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ヴァン「この刀、よく出来ているだろう?古くから伝わる日本の様式を、極めて丁寧に模倣している。
    その洗練された造りが、そういった霊的、あるいは精神的エネルギーと、
    極めて結びつきやすい器としての力を、偶発的に持ってしまったようだな」

瑳音「じゃあ烏丸さんは…」

ヴァン「これがそんな特殊な刀に出来上がってしまったなんて、思ってもいないだろう
    あくまでこれは偶発的に起こったことだ。尤も、そんな優秀な器になりうる業物を作った腕は
    間違いなく本物だし、それだけの想いもまた注がれているんだろうが」

希亜良「で、これはきちんと使えるものなのか?」

ヴァン「微妙なところだな。こいつは精神エネルギーにも共鳴しやすい、つまり使い手の感情の影響を
    ダイレクトに受けやすいということだから、激情に任せてこれを振るえば暴走する危険性が高い」

瑳音「そんな……」

ヴァン「だが……もし感情に左右されない、純然たる"気"をこめることが出来れば、
    こいつは無限にその威力を増す可能性を秘めているともいえる」

希亜良「見た目に反して、諸刃の剣…ということか」



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ヴァン「まぁ、お前ほどの使い手なら精神統一はお手の物だろうからな、こいつを暴走させるような
    ことはないと想うが、もし正しい使い方ができたとしても、
    長時間使えば瞬く間に気を喰らい尽くされる。乱用はしないことだ」

瑳音「なるほど……わざわざすいません」

ヴァン「これぐらい構わんさ。妖精たるミゼットにとっちゃ、こういうのは得意分野だからな」



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ヴァン「ほれ、返す……



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……ぜ?」

瑳音「あ……」



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スィンドル「ヒャッハー!お宝ゲット!こいつぁ高く売れそうだぜ!」

瑳音「なっ……!」

希亜良「ちっ、またあいつか!」



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瑳音「希亜良さん、ヴァンさん、ちょっと私行ってきます!」

希亜良「おう。私は今から任務だが……お前なら心配は要らないな。しかし気をつけろよ」

瑳音「ええ」











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(ザッ



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瑳音「さて……」



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瑳音「それを返してもらいましょうか」

スィンドル「ははっ、やっぱりお前がきやがったか。だがもちろん、すんなり返すなんて思ってないよな?」

瑳音「それは大切な頂き物です、やるとなればこちらも容赦なしでいきますよ?」

スィンドル「勝手にしろよ。それに、そう思って、こっちにも備えがあるんだ」



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スィンドル「なぁ、マグマぁ!」

瑳音「マグマさん……!」



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オーバーキル「マグマ……?」

ハードトップ「あぁ、お前は知らなかったか」



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ハードトップ「あいつは元々、個性も薄ければ能力も低いテラーコンていう量産型の出身なんだが、
        場数を踏むうちに実力をつけ、成り上がったっていう変わり者だ。
        最下級から実力で頭角を現しただけに、テラーコン出身とは思えない腕なのは確かだぜ」



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瑳音「久しぶりですね…まさかあなたがこういう悪事にまで加担するとは」



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マグマ「スィンドルの汚いやり口になど興味はない。純粋に貴様が来ると聞いたからついてきただけだ。
     どの道、お前と真っ向からやりあえるのは私ぐらいだろう」

瑳音「なるほど、元よりそのつもりでしたか」

マグマ「そういうことだ。いくぞ…!」



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瑳音「やるしかありませんね…!」



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(ザッ



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瑳音「はっ!」



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瑳音「たあぁ!」



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マグマ「トランスッフォーム!」(ギゴガゴガ



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(ガギン



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(ザッ



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(スタッ



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(続劇
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