新たな聖蛇 by長そで 縒玖良と愉快な？爆丸たち Comment(2)

・前回のお話はこちら

ラトロイド「では、ダージャ様のご遺体は私が里に戻り埋葬します。
　　　　　　　みなさま、お世話になりました。フォス様、どうかお身体にはお気をつけて」





樹里「ラトロイドさんも、気をつけてね」

フォス「もし何かあったら、すぐに僕らにも知らせにきてね」




スタッグ「行ってしまったNe」

フォス「うん……」

Mハーデス「これが、彼の運命だったのかしら……」

Aパーシバル「新たな聖蛇に力を託す、か」





縒玖良「ダージャ……」

樹里「縒玖良ちゃん、どうしようもないこともあるよ。
　　　　縒玖良ちゃんたちのせいじゃない」

縒玖良「でも……どうしようもないことをどうしようもないままにしたくないから、
　　　　　これまでうちらは頑張ってきたはずや……」

樹里「縒玖良ちゃん……」




Aパーシバル「ところでフォス、身体の調子はどうなんだ？」

スタッグ「聖蛇の力、受け継いだんだよNe？」

フォス「うん、そうなんだけど……」




フォス「ダージャ様から力を受け継いだ時は確かに何か力が流れ込んでくるのを
　　　　　感じたんだけど、今じゃもうそんな感覚すっかりなくなっちゃってて……」

Mハーデス「おかしいわね……どういうことなのかしら」

Aパーシバル「力を発揮するのに何か条件があるのかもしれんな。
　　　　　　　　　時間が経てば発現するのか、あるいはもっと鍛えてはじめて力を
　　　　　　　　　使えるようになるのか、いろいろ考えられるな」

フォス「うーん……」

スタッグ「まぁまぁ、焦ることはないYo.ゆっくり長い目で見るNe。
　　　　　　今日ダメなら明日、聖蛇になればいいんだYo」

Mハーデス「あら、めずらしくいいことを言うわね」

スタッグ「Fuu、これこそ」




スタッグ「まさに、明日のダージャ！」



















Aパーシバル「スタッグ……」

スタッグ「い、Yes……」

Aパーシバル「たぶん、史上最低のオチだぞ……」

スタッグ「No！？」