縒玖良さんチャージオン その１ by長そで 縒玖良と愉快な？爆丸たち Trackback() Comment(2)

よし縒玖良、お前のガントレットが完成したぞ！

縒玖良（白黒２）「うん、あんやとおとん！」










（カチャ

縒玖良「えへへ、似合っとるけ？」

うむ、様になってるぞ。あとは仲間さえ見つかれば、お前も立派な爆丸バトラーだ！

縒玖良「うん！」










縒玖良「よーし！じゃあうち、早速一緒に戦ってくれる子探してくる！」

おう、がんばれ！ただしあんまり危ないことはするなよ！

縒玖良「だいじょぶやって！」










璃縒、一応念のため、縒玖良のこと見ておいてやってくれる？

璃縒（白２）「はい父上、じゃあ私も行ってきますね」

うむ、頼むぞお姉ちゃん！

璃縒「は、はい……♪」

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縒玖良「うーん……中々見つからんね……」

璃縒「いたた……うん、でもそんなに急がないでも、根気強く探していこうよ」

縒玖良「うん……」










「うわぁー！」　「きゃー！」

縒玖良「ん？」










縒玖良「あれ？爆丸が逃げとる……なんやろ？」











帝シヴァク「フフフハハハ！逃げろ、逃げるがいい！雑魚爆丸どもは、
　　　　　　　我らダークオン（闇属性）帝国に跪け！」










縒玖良「うわ……」

璃縒「帝国とかえらい急展開だね……」










帝シヴァク「ハハハ！ ジ～オシ～ヴァ～ク～、負～けないぞ～♪」










縒玖良「なんか歌っとる……音痴……」

璃縒「ガキ大将……？」










ルミナ・ヘリオス「おいあんたら、悪いことは言わねぇ、逃げた方がいいぜ」

縒玖良「あんたは？」

ルミナ・ヘリオス「俺はルミナ・ヘリオスってんだ。それより今は早く――」



「うわぁ！」










（ゴロ…

「ぐぅ……」










帝シヴァク「フン、帝王の通る道にボーッと突っ立っているなど無礼なやつめ」

「く……くそぅ……」










ルミナ・ヘリオス「フォス！ くそっ、シヴァクてめぇ、フォスになにしやがる！」

帝シヴァク「貴様こそ、私にそんな口を聞いてタダで済むと思っているのか」

ルミナ・ヘリオス「てめぇ……」

ルミナ・フォス「へ、ヘリオス……」










（つかつか

ルミナ・ヘリオス「第一、お前ら……ん？」










（ぺちっ

帝シヴァク「ぶっ」










璃縒「わ」

ルミナ・アルファパーシバル「び、ビンタ……」

ルミナ・ヘリオス「はたいた……」










帝シヴァク「き、貴様、一体何を……！」

縒玖良「人に迷惑かけたらダメやって、おかんが言っとった。なんでそんなことするが？」

帝シヴァク「フン、簡単なこと！ 我々ダークオン爆丸が、全ての爆丸を支配するためよ！」

縒玖良「でも皆嫌がっとるやろ、そんなことやめまっし」

帝シヴァク「ほう、貴様もこの私に意見するか……ん？」










帝シヴァク「ほう、それはガントレット……貴様、爆丸バトラーか」

縒玖良「え？ あ、えと……」










帝シヴァク「ならどうだ、ここは一つ、爆丸バトルで勝負というのは
　　　　　　　もし私が負けたら、今日のところは引いてやってもいいぞ」

縒玖良「あぅ……でもその……」

帝シヴァク「ん、なんだ？」

縒玖良「うちその……まだ一緒に戦ってくれる爆丸がおらんくて……」

帝シヴァク「なに？」










帝シヴァク「聞いたかお前たち！爆丸バトラーかと思いきや、まだ一体も爆丸がいないようだぞ！」

「「「ハハハハハ」」」




「いや、爆丸ならいるぜ！」










ルミナ・ヘリオス「ここに丁度三体な！」

ルミナ・フォス「えっ、ちょ……ヘリオス……？」










縒玖良「えっ……でも……」

ルミナ・ヘリオス「あのシヴァクにビンタたぁ、アンタ気に入ったぜ！
　　　　　　　　　　こうなったら俺たちも、一発かましてやらねぇわけにはいかないだろ！」

ルミナ・アルファパーシバル「やれやれヘリオス、君には困ったものだ……ま、私は構わんがね」

ルミナ・フォス「う……よ、よーし！ じゃ、じゃあ僕も……！」










帝シヴァク「ほう……面白い。いいだろう、バトルの用意だ」



（続劇