縒玖良VSフォス その1 ｂｙ長そで 縒玖良と愉快な？爆丸たち Comment(2)

                             
リズラス「……ここに閉じ込められてもうどれぐらいだ？」

稚綾「多分、3ヶ月と3日…もう私の時計もしばらく補正できてないけど……」

リズラス「そうか……」

                            
稚綾「私たち、なんで生かされてるのかな……
　　　　お父様はもう用済みだって言ってたし、あのフュージョン・ドラゴノイドにも
　　　　負けてしまったのに……」

 
リズラス「せいぜい人質程度だろうな」

稚綾「誰に対して……？」

リズラス「あの縒玖良たちに対してだろう。俺たちがどう思っているかはともかく、
　　　　　　連中のようなお人好しは、いかに俺たちであっても人質を
　　　　　　取られては動けまい」

稚綾「……………」




稚綾「縒玖良は……変な子だよね……」

リズラス「ああ……」

稚綾「どうしてるかな……」






「じゃ、見に行ってみるのもいいんじゃない？」




稚綾「え……？」






ハーピー「あんたたち、すぐ支度しなさい。やつらが起き出す前に出るのよ」

                     
稚綾「はっ……はっ……」




リズラス「気を抜かず走れ、連中がそう簡単に逃がしてくれるとは思えん」

稚綾「でもハーピー、どうして……」

ハーピー「べーつにー、連中堅っ苦しくてイヤになってきただけよ」




ハーピー「まったく……私もバカよね……」




（ﾄﾞｫｫﾝ


稚綾「！！」

リズラス「ちっ、きたか！」




Fドラゴノイド「グルルルル……」

FドラゴノイドBLS「ガルルルル……」




リズラス「よりによって連中か……！」

稚綾「リズ！！」

リズラス「勝てる道理はないが、お前たちを逃がすぐらい……！」




Fドラゴノイド「シャアアアア！」




リズラス「ぐおおっ！？」

稚綾「きゃっ！？」

ロッカノイド「ﾓｹﾞｯ！！」




稚綾「うぅ……」




稚綾「みん……な……」




「ほう……あれが魔竜か……」




稚綾「……？」




ミラージェ「どうだドラガ？」

煌ドラガオンM「パワーレベルは高いようだが……
　　　　　　　　　　それ以外に取り柄はなさそうだ。俺の敵ではあるまい」

ミラージェ「奇遇だな。私も同感だ」




Fドラゴノイド「ギッ……！」




煌ドラガオンM「フッ、怯えているのか？正直なやつだ。
　　　　　　　　　　だが魔竜である以上は俺の獲物だ。
　　　　　　　　　　ミラージェ、始めろ」




ミラージェ「ああ。煌ドラガオン！爆エヴォリューション！」




煌ドラガオンM「目に焼き付けるがいい魔竜よ！
　　　　　　　　　　この俺が伝説すら超越し手にした、真なる強さの具現を！！」















全ドラガオン「ダークオン・全ドラガオンッッ！」




全ドラガオン「さぁ、かかってこい魔竜ども！」




（つづく