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HN:
長そで with BB@鉄板 and イリアス
性別:
男性
趣味:
見たまんま&それぞれに他多数
自己紹介:
・長そで
石川県在住の神姫マスターにして、玩ヲタの卵。高校二年で神姫に目覚めた、色々致命的な人。決して高くないバイトの給料を玩具に注ぎ込む駄目人間。兄貴分どころかもはやお義父さんであるBB@鉄板を尊敬と畏怖を込めて"店長"と呼んだり呼ばなかったりする。
長そで宅の神姫達
縒玖良と愉快な?爆丸たちシリーズまとめ

・BB@鉄板
兵庫県在住の大学生神姫マスターにして、ひよっ子モデラー。現在、諸事情により更新を無期休止中。
BB@鉄板宅の神姫達

・イリアス(いりあす)
神奈川県在住のT大生神姫マスターにして、そこいらに転がっている自称作家予備軍。バトロン終了に伴い、今後の身の上について目下悩み中。上の二人を呼んだり呼ばれたりする際は唯一呼称を変えたり変えられたりする。
ただいま就活中で更新頻度激落ち。

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2014/03/09  22:33:05



磋姫「さて、それではここまでの状況をおさらいしますわ」










磋姫「まず一月に発生した最初の爆丸暴走事件以来、今日までに
    起こった同様の暴走事件は全部で八件。
    いずれも縒玖良ちゃんたちの活躍で、無事にその場は収拾しています」




磋姫「暴走ウィルスに感染した爆丸さんたちはいずれもバトルにさえ勝てば
    ウィルスが体外へと放出され正気を取り戻し、バトル後の検査の結果、
    全員が健康上問題はないという診断結果が出ています」




磋姫「しかしながらウィルスのそんな性質上、現在に至るまでウィルス自体の
    サンプルは未だに採取に成功しておらず、その詳細は依然として
    ほぼ不明のままです」




磋姫「ですが、なんの手がかりも掴めなかったわけではありません
    みなさんのガントレットにインストールさせて頂いた
    バトルフィールドモニタリング用プログラムのおかげで、
    興味深いデータが採れました」




磋姫「で、そのデータについてご説明する前に、先に前提となる話から
    お話しますわね。まず爆丸のバトルフィールドやゲートカードとは、
    限定的に爆丸さんたちの世界の次元空間組成を再現した、
    いわば見えない箱のようなものです。この空間の中で戦うからこそ、
    爆丸さんたちはアビリティの発動により、普段以上の
    パワーレベルを引き出し、戦うことができるわけです」




磋姫「そして通常、バトル中にフィールド内で一時的に高まったエネルギーは、
    バトルの終了とともに体外へと放出されたあと、
    一定時間フィールド内に滞留し、最後はフィールド解放とともに
    大気へと霧散します」



縒玖良「たいりゅ…むさん…?」

Aパーシバル「それが、この事件となにか関係があるのか?」

磋姫「ええ、おそらく」




磋姫「フィールド状況の観測データを分析した結果、
    暴走爆丸とのバトルが終了した場合、フィールド解放とともに
    霧散するはずの滞留エネルギーが、どうもどこかへ指向性を持って
    移動しているらしいということがわかったんです」

Aパーシバル「移動している…?」

磋姫「ええ。まるで何かに吸い寄せられるかのように、
    エネルギーがどこかへと移動していたんです」




磋姫「そこで私は、これが発覚したあとの事件の際、
    今回偵察に飛び回っていただいているフォックスバットさんに
    エネルギー観測用フィルターを装備していただき、
    これについて重点的に見てくれるようにお願いしました」




磋姫「その結果、そのエネルギーがどこへ向かっているのかわかりましたわ。
    これを見ていただけますか?」




磋姫「ここに写っているこの少女。
    ガントレットとフォックスバットさんのデータ両方を照合した結果、
    エネルギーは彼女の方へと吸い寄せられている可能性が
    極めて高いという結果がでました」




樹里「なんか…隠れてるつもりなのかな…」

縒玖良「ちっとも隠れとらんけど…」

フォス「というか、これで気付かなかった僕らって…」




磋姫「彼女が一体何者で、なぜ暴走爆丸とのバトルのエネルギーが
    彼女のもとへと向かうのか。それで彼女が何をしようというのか、
    まだわからないことだらけではありますが、
    事件解決のなんらかのカギを彼女が握っていることは、
    おそらく間違いないでしょう」




縒玖良「うちらと同じぐらいのサイズやし、神姫なんかな?」

樹里「たしかあれって、かぐや型って言ったような」




磋姫「確かに彼女は我々と同サイズではありますが、
    素体の露出部分が少ないので、厳密に神姫であるかどうかは
    未知数ですわね。しかしどちらにしろ、我々と同クラスの
    オートマトンであることはおそらく間違いありません。
    つまり、これがどういうことかわかりますわね?」

樹里「私たちと同じオートマトン……つまり
    あの子にこの行動をさせてる誰かが背後にいるってこと?」

磋姫「十分に考えられる可能性ですわ。
    彼女の場合それなりに良さそうな服も着ていますし、
    なおのことただの野良とは考えにくいですからね」




縒玖良「誰かに利用されとるかも、ってことか……」

樹里「でもだとしたら、どこの誰が…」

ガーゴノイド「なんにしても、まずは彼女に話を聞いてみるしかなさそうですね」




フォス「でもどうしよう縒玖良、流石にそろそろ僕らだけじゃ……」

Aパーシバル「確かに、いくら口ではああ言っても、現実問題として
         ヘリオスが抜けた穴を補いきるのはやはり厳しい。
         そろそろ誰か新しいメンバーを探さねば」

縒玖良「んー、メンバーかー……ルミナじゃなければおとんとこの
     誰かにしばらく入ってもらうって手もあれんけどねえ」

フォス「それだと今使ってるアビリティいくつか使えなくなっちゃうもんね」

Aパーシバル「うーむ……」




Aパーシバル「ん、そうだ縒玖良。いい方法がある」

縒玖良「んにゅ?」

Aパーシバル「縒玖良、精神を集中して”ゼクスタヴァネル”と唱えてみろ」
                                
縒玖良「?」




縒玖良「ゼクスタヴァネル」

















縒玖良「……で、これがどうしたん?」

Aパーシバル「ん、んん?おかしいな、なぜ何も起きないんだ」

縒玖良「これ唱えたらなんか起こるもんなん?」

Aパーシバル「そのはずなんだが…もう一度意識を集中して
         唱えてみてくれないか」

縒玖良「わかった」




縒玖良「ゼクスタヴァネル!!」











縒玖良「アっちゃん~~~!」

Aパーシバル「ま、待て!おかしいな…どうして現れないんだ」

フォス「そもそも、ゼクスタヴァネルってなんだっけ?」

Aパーシバル「統タヴァネルというのは、伝説の爆丸の一種だ。
         一説には最も神に近い爆丸とも言われている」




Aパーシバル「伝説では、タヴァネルは爆丸たちの創造神コードイヴの
         分離体であるとも言われている。
         優れたバトラーがその名を唱えしとき、コードイヴはその
         一部を分離して生命を与え、現世へと遣わせる、と」




縒玖良「あ、思い出した。そういえばタヴァネルって、
     のえるんのとこにもおったよね?」

Aパーシバル「彼女もタヴァネルに認められるほどの実力を
         持っている、ということだ」




Aパーシバル「タヴァネルは強きバトラーのもとへと現れ、共に戦い、
         やがてその生涯を終えるとき、コードイヴへと還るとされる。
         そしてそれぞれのタヴァネルがバトラーと共に戦った記憶は
         コードイヴの中で蓄積され、やがて次の世代に生まれてくる
         爆丸たちを新たなステージへと進化させていくんだ」




縒玖良「で、なんでうちんとこにはタヴァネルこんの?」

Aパーシバル「うっ、それは…」

縒玖良「うち、もしかしてまだタヴァネルに認められんぐらい未熟ってことなん?」

Aパーシバル「そんなはずはないんだがな…一般的に、タヴァネル召喚に足る
         実力か否かを測る目安は、爆スロンゴールドステージを
         クリアできるかどうかとされているんだが、縒玖良はあれを
         見事にクリアしている。なによりこれまでたくさんの強敵と戦ってきた。
         縒玖良にその資格が無いとはどうも思えない…」

フォス「じゃあ、なにかまた別の理由で呼び出せないとか?」

Aパーシバル「別のと言われてもな…何も思いつかないぞ」




フォス「でもどうしよっか。理由はどうあれ、そのタヴァネルが呼び出せないとなると、
    あとメンバー補充のアテは…」




Aパーシバル「…………」

フォス「…………」




スタッグ「Oh! おいしいne! 地球の食べ物、ほんとにおいしいne!
      手が止まらないのne! mogmogmog……」




フォス「彼しかいない、よね…?」

Aパーシバル「あ、頭が痛くなってきたな…」

縒玖良「…………」








(続く




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