日本の夏 有尾目の夏 by長そで 小劇場 Trackback() Comment(5)

「やあおまえさん」










縒名「（ｷﾞｸｯ」

「そんなにびびるな、おれのぬめぬめはーとがきずつくだろ」

縒名「ご、ごめん……えーと、今日は一体なに？」

「なんだかつめたいな。はーとぶれいくだ」

縒名「…………」

「すまんじょうだんだ。しかし、べつにとくにいみはない。ふらっとやってきただけだ」

縒名「はぁ……」

「そういえば、なんだがおまえさん」

縒名「？」










「これにみおぼえはないか？」

縒名「ぶっ……！」

「あるよな」

縒名「え……うん、まぁ……部屋の隅にそんなものもあったなぁ、って……」

「……あのあとちゃんとこれつかえたのか？」

縒名「ひぇ！？」










縒名「な、なに？使うって？ボクなんのことだかさっぱり……」

「ほー……こえをおしころしてればばれないとでもおもったのか」

縒名「うぇっ……ひ……み、見てたの……！？」

「いや、あてずっぽでいってみただけだ」

縒名「え」

「これでしてたんだな」










縒名「み、みごとな誘導……やられた……」

「そうおちこむな。だがぱんつがみえるのはいいながめだ」

縒名「あぁもう、ボクのばかばか……まんまとこんな手に……」

「きょうはみずいろか」

縒名「言わないでよ……」












縒名「（やっぱりこれって……弱みを握られちゃったから、このあとボク、
　　　脅迫されて無理やりやらしいこととかされちゃうのかな……
　　　どんなことされちゃうんだろ……どうしよう……）」










「ふふふ、さぁちこうよれおまえさん」

縒名「う……はい……」










「ではいくぞ」

縒名「はぁ……」










「ゆうびもーくまじっくぅ」（ｶｯ













縒名「…………あれ？」










縒名「ぁ、これママの服……？」

「うむ、おまえさんもいいはらちらをするな」

縒名「どうも……っていうか、べつにやらしい格好とかじゃなかったんだ……なんだ……」

「きたいしてたのか」

縒名「ち……ちーがーうー！」

「まぁしかしそういうことならな」










「やっぱりしげきはひつようだな」

（ﾋﾟﾗﾘ

縒名「へ？」










縒名「ってうわぁ！？ちょっ、何すんの！？」

「まえはだけられるふくっていいよね……」

縒名「いいよねじゃないでしょ！」




？「あ、なんやろこれ」








（ｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞ

「ぬほぉ……らめぇ……」

縒玖良「うぉ、なんこれ、すっごいぶるぶるゆっとる」

縒名「わぉ……さくにゃんナイス……」






好奇心はりょうせいるいをも倒す