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プロフィール
HN:
長そで with BB@鉄板 and イリアス
性別:
男性
趣味:
見たまんま&それぞれに他多数
自己紹介:
・長そで
石川県在住の神姫マスターにして、玩ヲタの卵。高校二年で神姫に目覚めた、色々致命的な人。決して高くないバイトの給料を玩具に注ぎ込む駄目人間。兄貴分どころかもはやお義父さんであるBB@鉄板を尊敬と畏怖を込めて"店長"と呼んだり呼ばなかったりする。
長そで宅の神姫達
縒玖良と愉快な?爆丸たちシリーズまとめ
・BB@鉄板
兵庫県在住の大学生神姫マスターにして、ひよっ子モデラー。現在、諸事情により更新を無期休止中。
BB@鉄板宅の神姫達
・イリアス(いりあす)
神奈川県在住のT大生神姫マスターにして、そこいらに転がっている自称作家予備軍。バトロン終了に伴い、今後の身の上について目下悩み中。上の二人を呼んだり呼ばれたりする際は唯一呼称を変えたり変えられたりする。
ただいま就活中で更新頻度激落ち。
(c) 2006 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
当コンテンツの再利用(再転載、再配布など)は禁止しています。
石川県在住の神姫マスターにして、玩ヲタの卵。高校二年で神姫に目覚めた、色々致命的な人。決して高くないバイトの給料を玩具に注ぎ込む駄目人間。兄貴分どころかもはやお義父さんであるBB@鉄板を尊敬と畏怖を込めて"店長"と呼んだり呼ばなかったりする。
長そで宅の神姫達
縒玖良と愉快な?爆丸たちシリーズまとめ
・BB@鉄板
兵庫県在住の大学生神姫マスターにして、ひよっ子モデラー。現在、諸事情により更新を無期休止中。
BB@鉄板宅の神姫達
・イリアス(いりあす)
神奈川県在住のT大生神姫マスターにして、そこいらに転がっている自称作家予備軍。バトロン終了に伴い、今後の身の上について目下悩み中。上の二人を呼んだり呼ばれたりする際は唯一呼称を変えたり変えられたりする。
ただいま就活中で更新頻度激落ち。
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~手のひらサイズの娘達~
2024/11/23
10:54:41
2011/07/19
22:00:00
マインドワイプ「人手を貸して欲しい…?」
フルングニル「あぁ。ミストが敵の手に落ちた、なんとしても救出したい。頼む」
マインドワイプ「そうか、そういうことなら……」
マインドワイプ「貴重な人手をそんなことに使うわけにはいかないな」
フルングニル「なに……!?」
マインドワイプ「よく考えてもみろフルングニル。あれはお前の作品なんだろう?
ならば、お前さえいればいくらでも作れる、代えが利くということだ」
フルングニル「いや、しかしミストは……」
マインドワイプ「まさか……あんなものに情が移ったのか? 」
フルングニル「…………!」
マインドワイプ「お前は優秀な技術者だ、プロフェッサー・フルングニル。
あのミストというのは最終的には敗北してしまったようだが、それでも
今回の活躍は目覚しいものがあった。なけなしの資材と資金で作り出した
ミストがあそこまで活躍できるというなら、デストロンの設備と資金力を
もってすれば、お前はきっとあれをさらに超える作品を作り出せるだろう」
フルングニル「ミストを見捨てて、次を作れだと……!?」
マインドワイプ「俺はお前を迎え入れてもいいと思っているんだぞ……
お前がチャチな情などに捕らわれない、純粋な技術者であるなら、な」
フルングニル「マインドワイプ……貴様……」
フルングニル「わかった……もういい、今回の採用試験のことはなかったことにしよう。
お前たちを頼った私がバカだったようだ……ちっぽけなプライドに拘り、
自分自身の変化を自ら認めようとしなかった、この私がバカだった……」
マインドワイプ「ほう、あれに情が移ったことを認めるというのか」
フルングニル「なんとでもいうがいい。…………ミストには代えられん!」
マインドワイプ「ふん、惜しいな……実に惜しい、それほどの頭脳がありながらチャンスを
棒に振り、再び野に降るなんてな。……いや、野には降らせはしないが」
フルングニル「……なに?」
マインドワイプ「我々のものとならないなら、お前の技術はこの宇宙の何処にも必要ない」
マインドワイプ「サイコオーブ、やってしまえ」
サイコオーブ「踏み絵か……趣味が悪いぜ」
マインドワイプ「お前こそ人聞きが悪いな。さっさとしろ」
サイコオーブ「へいへい」
サイコオーブ「そういうことだ学者さんよ、死んでもらうぜ」
フルングニル「お前たち……!」
・
・
・
「お前が、風になるなら」
「果てしない空になりたい……♪」
ミストカーフ「……ん?あれ……」
ミュラ(サンタ)「あ、起きた」
テクノ「おいレスキュー、目ぇ覚ましたぞ」
レスキュー「おお」
イズミ(茄子)「思ったより早かったですね」
レスキュー「ミストカーフさんでしたね、気分はどうですか」
ミストカーフ「あー……思い出した。最悪だよ」
レスキュー「最悪ですか、それはよくありませんね」
トーマス「グゥ……」
ミストカーフ「トーマス……」
レスキュー「あなたが眠っている間、ずっと傍にいたんです。主人思いのいい子ですね」
ミストカーフ「まぁな……でもトーマスがこうして動いてるってことは、お前、やっぱりあたしと
トーマスの体に触りやがったんだな……」
レスキュー「医者ですからね。目の前に助けられる命があるなら助けます。
それでも攻められるというなら本望です」
ミストカーフ「……プロフェッサーの技術、盗んだのか?」
レスキュー「修復のために少しだけ調べてみましたが、あなたのマスターが手を加えた部分は、
私が知るどの技術とも別体系で、結局あなたの体は通常の神姫と同等の部分しか
リペアできていません。電源も今は暫定的にうちにあった予備バッテリーを
使っています」
ミストカーフ「んなことはいい、盗んだのかって聞いてんだよ」
レスキュー「調べた分のデータは確かに手元にあります。しかし私はこれを、
あなたの命を助ける以外の方法には使いません」
ミストカーフ「信じろっていうのか」
レスキュー「私は技術者でも発明家でもない、ただのしがない医者です。
患者を治すための知識と技術があれば、それ以上は要りません」
ミストカーフ「フン……奇麗事ばっかり。あの希亜良とかいうやつだって、
口ではあんなこと言ってたくせに、盛大に人の腹ブッ刺しやがった」
レスキュー「コアとCSCを損傷させずに停止させるにはそこしかなかったのでしょう。
事実、部位がもっと上だったらこの短時間での復旧はおそらくできなかった」
ミストカーフ「本当にあたしのためだった、って言いたいのか」
レスキュー「えぇ、もちろん。そもそもあなたの体に秘められた技術が欲しいだけなら、
普通なら首でも跳ねて遺体を回収しますね」
レスキュー「希亜良さんは真っ直ぐな人です。だからあなたとフルングニルさんが
なにかとりかえしのつかないことになる前に、なんとしても止めたかったのでしょう。
あの人も自分のマスターを大変尊敬しています、あなたの気持ちも分かっていたでしょう。
ですがそれを踏まえても、やはり希亜良さんはあなたを止めざるをえなかった」
レスキュー「もう一度考えてみてください、あなたがしようとしたこと、してしまったことを」
ミストカーフ「なんだよ……なんでだよ、お前らに関係……ないじゃんか……
んなことしてくれなんて頼んだ覚えねぇよ……」
レスキュー「確かにお節介かもしれませんし、押し付けかもしれません。
でもそうせずにはいられなかった、その真っ直ぐさは本当です。
世の中きっと、あなたが思うほど悪いものではありませんよ」
ミストカーフ「じゃあなんで…なんでこれまでプロフェッサーはずっと辛い思いばっかり…」
「本当に大切なものを見ようとしなかったから、そう感じていたのかもしれんな……」
ミストカーフ「……えっ」
ミストカーフ「プロフェッサー!?どうして?」
ラースタ「すぐそこで動けなくなってて…」
フルングニル「マインドワイプにお前の救出を願い出たらあやうく消されかけた…やれやれだな」
ミストカーフ「そんな……なんであたしのこと救出なんてしようとしたんだ!?
そのままいけばあいつらの出資で全部上手く……」
フルングニル「上手くなんていかないさ。お前がいないのなら意味がない……」
ミストカーフ「プロフェッサー……」
フルングニル「私もやっと目が覚めた。今まですまなかったな……」
フルングニル「私はずっと、お前をモノの様に扱ってきた……最初、お前は確かに私にとって、
ただの作品でしかなかった……だが今は、お前が私の横にいないなどと、
想像できない……したくもない」
ミストカーフ「プロフェッサー……」
フルングニル「ほんのひとときだ。ほんのひとときだけでも、お前を失うと思った時、
それを強く拒絶する私がいた。だから私にはもう、それを押し殺して
やつらに服従することは、耐えられなかった」
フルングニル「私にはもう暖かい家も、豪勢な食事も要らない」
フルングニル「お前さえいればいい」
フルングニル「お前と過ごした日々が、何よりの幸せだった、やっと気がつくことが出来た」
フルングニル「もしお前が迷惑でないなら、まだ私を慕ってくれるなら、どうかこれからも……」
ミストカーフ「……いいのか」
フルングニル「?」
ミストカーフ「あたし……そんなに幸せでいいのか……?」
フルングニル「ミスト……」
ミストカーフ「プロフェッサーが必要としてくれる、それがあたしの幸せだ……だから……」
フルングニル「お前……」
ミストカーフ「あたしはそんなに幸せになっちまっていいのか……?」
フルングニル「……すまなかった!本当にすまなかった!」
ミストカーフ「ぷろふぇっさぁ……」
フルングニル「ならば私は、お前を絶対に幸せにしよう。私にとってずっと、お前は必要なのだ……!」
ラースタ「ミストちゃん……よかったね……」
テクノ「まったく見せつけやがって……」
レスキュー「しかしよかったじゃないですか」
縒良「(ていうかあれ世間一般的見地で見るとどう見てもプロポーズじゃね?)」
フルングニル「結果的に、ここの連中には気づかせてもらうことになったな。礼を言わねば……」
ミストカーフ「あぁ……なぁプロフェッサー、一つ頼みがあるんだ。いいかな?」
フルングニル「ああミスト、なんでも言ってくれ」
ミストカーフ「希亜良に……借りを返したい。あたしの体をリペアしてくれ」
フルングニル「……一つだけ約束だ。ちゃんと無事に戻ること。これだけは守れ」
ミストカーフ「うん、約束する。プロフェッサーの幸せを……私自身が壊しちゃダメだからな」
フルングニル「よし!そういうことだ。厚かましくてすまないが、機材を少し貸してくれないか?」
レスキュー「こうなったら協力しないわけにはいかないですね。ええ、うちにある設備でしたら、
なんでも使ってください」
「ぐあああっ!?」
七瀬「あとは……上だけね」
七瀬「瑳音……希亜良……」
希亜良「くっ……これ以上の長期戦は厳しいか……ミスト相手に電池を使いすぎた……」
希亜良「ゆうべは対策考えて夜更かしなんかしてないで、さっさと寝るべきだったな…」
ゼール「はッ!」
瑳音「おっと」
瑳音「そろそろ諦めてくれませんかゼールさん、あなたに何の得があるんです、こんなこと」
ゼール「傭兵は報酬さえあればそれでいい。ビジネスに無粋なお節介は要らん」
瑳音「なるほど、スマートですね」
ゼール「それがビジネスだ」
マインドワイプ「設置は終わった……ついにオールスパークの真の力が解放される……!」
マインドワイプ「この星を、俺たちの仲間が覆い尽くす…!」
瑳音「くっ……そんなことはさせn
ゼール「おっと、余所見か?」
瑳音「ッ、邪魔を……っ!」
マインドワイプ「さぁ、その力を見せてみろ…!」
「ぐああああっ!」
希亜良「これで一人ッ!」
「おっと、だがお前、もう無理だぜ?」
「一人を確実に仕留める方にシフトしたばっかりにホールドアップだな?」
希亜良「電池が厳しい上に足場が狭いとはいえ、貴様ら相手にこのザマ…我ながら最低だな」
希亜良「私もここまでか……」
(ドゴッ
希亜良「うん?」
希亜良「み、ミスト……?」
(続く
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